先日、名古屋にお邪魔した時に、炒め物の美味しいお店に連れて行って頂いて、
どうしてもその味を出したくて、食べながらギターのJAKEさんに訊いたら、
「うーん、醤油と、ガーリックパウダー、胡椒と・・・」と推測してくれた挙句、帰りしな、
お店の方に上手いこと訊いてくれまして、
「わかったよ!あと、鶏がらスープの素だ!」と判明したのです。
配合具合などはさすがに教えてくれなかったのですが、まあ、そこは常識的な範囲で何度か試しましてね、
こちら、どうにか、大分近づいたピーマンの炒め物なんです。とっても簡単で、美味しいので、お勧めさせて頂きますー。
大きめのザク切りにしたピーマンを、強火でササッと炒める。
鶏がらスープの素(僕はこのYOUKIのを使ってます)、をバラバラーっと。
溶けたところで、醤油をザッとまわし入れ(鶏がらスープで結構味は付いてるので、醤油は少しでいいです。入れすぎるとしょっぱくなります)、
白胡椒を適量、そして、ガーリックパウダーを、これは大量にドバドバー。
以上です。
ピーマンを袋から出すところからで、5分で出来ます。
ぷ、によく合うんです。
さて、引越しですが、
色々と紆余曲折あったのですが、結果的に、東京都内に戻ることにしました。
これは、神奈川県がアレとかでは全然なくて、
たまたま、探していた条件に合った物件が、東京都内で見つかった、ということだけなんですよ。
今住んでいる、神奈川県東部も大好きです。
ってか実は、今度の家、東京と言っても、神奈川県東部へのアクセスは比較的近いので、
たまに買い物や、ご飯にと、今まで好きでよく行っていたお店などに寄りには、いつでも来ようと思っているんです。
この辺りは、この辺りならではの、色々と便利だったことや、いい所が沢山あって、引越しを決めた今、正直、少し寂しい思いもあるんですよ。
でも、新しい場所への期待とか、ワクワク感もあります。
引越しをする理由はね、これまた色々あるのですが、
ひとつに、仕事部屋を、少し広くしたかったこと。
実は、ちょっと機材が増えましてね。
例えば、高校生の時に親に買ってもらって、そのまま、大学生~デビューした頃も家でずっと使っていた電子グランドのCP80なども、
震災後になって、実家から持ってきたりしてしまった、ということなどもありまして(・・・ほかにも事情があって、数台、増えているんです)、
スペースがもう少し必要になってしまったんです。
倉庫においておけば、必ず壊れてしまいますし、やっぱり楽器は、弾いてあげないと可哀想ですからね。
CP80も(正確にはCP80M、とういうMIDI付きの最終モデルです)、実は15年ぶりくらいに弾いたのですが、
やっぱりちゃんと弦が張ってあるので、弾き心地がいいんですよね。今のデジタルピアノはよく出来ていますが、やっぱり、全然違うのですよ。
で、色々と楽器にもいい環境を作りたいな、と。
勿論、引越しの最大のキモは、海月の移動です。これはやはり、本当に大変かもです。引越しを手伝ってくれる予定の、友人のプロのローディーさんたちでさえ、「正直、これは、触りたくないですね」って(笑)。
オール・アクリル、オリジナル・カスタム、ということで、まるで前例の無い楽器ですし、どう移動したらいいかのノウハウもありませんから、下手に動かして、何かあったら・・・ということなんだそうです。
でも、やるしかないので、あらゆる手を使って、仕事部屋に搬入しますよー。
あとね、その家にした決め手が、二つあるんです。
空と、餃子です。
そう、狭いのですが、プライベートの屋上があるのです。
チェアとテーブルを持ち込めば、誰からも見られることなく、空を独り占めしながら、ビールが飲めるんです。
なんかね、空、見れるうちに、感じられるうちに、もっと見たいな、感じたいな、と思ったんですよね。
今、なんだか少し汚れてきてしまってはいますよね。
この空や、空気、いつかまた、まっさらのキレイになるかもしれませんけど、
逆に、
もしかしたら、いつか、もう屋上で気楽にビールなんて、絶対にできないような国になるかもしれないな、
そんなになったら嫌だけど、絶対にそれは無い、とは、誰も言い切れない国なんだよな、と。
福島が収束したとしたって、政府は(=日本は)原発を止めることはしないそうですから(・・・うーん、浜岡の停止は、このG8の為の、スケープゴートだったのかな)、
何年後か、何十年後か、何百年後か、またいつか、こんな事態になる可能性が、ずっとあるわけですからね。
僕も、もう(まだ、でもいいんですけど、とにかく)、42歳です。
今、このとき、この日本に出回って、空や空気、野菜や海を汚しているセシウムが半分になる時には、72歳です。
半分になったって、無くなるわけじゃないすしね。その半分になる頃は102歳。
まあ、なんだかんだ言いながら、それまで生きていたらそれはそれで面白いですが(まだ四分の一残ってるぞ!とかって言ってたりしてね(笑))、
今のうちに、何日でも、何回かでも、そんな気持ちのいいこと、やっておきたいな、と。
勿論、餃子をつまみにね。
最後に、ちょっとビックリかもしれないことを書きます。
原発事故から半月経った3月の下旬、それから、4月に入って、初旬と中旬のあわせて3回。
突然、鼻血が出ました。
二回はピアノを弾いていて。一回は、がっこーからの帰りの電車の中で、本を読んでいたら。
どれも、突然でした。
ピアノ弾いていたり、本を読んでいたりですから、特に鼻に触ってもいないのに、
突然、ポタポタッって。
別に、痛みもなく、わりとすぐに(1~2分で)止まるんです。
僕は、別に普段、鼻血を出す方ではありません。
人生でも、数えられるくらいしか出したことはありません。
それも、ぶつけたりとか、傷つけた、とかそういうのです。
「東京 鼻血」
と検索したら、同様の症状があった人が結構いるようで、ビックリしました。
症状も似ているんですよね。
これは僕が調べた範囲ですが、
この突発性の鼻血は、鼻呼吸の人に多くて、微粒子(ホコリ)のような放射性物質を吸い込み、
それが鼻の奥の粘膜につくと、それが毛細血管を刺激して出血することがある、というものでした。
で、身体の奥からの出血とかではないので、血もすぐに止まるし、
その微粒子は、鼻血と一緒に出てしまうので、そのまま被爆するとか、
そういう怖いことにはならないそうなんですが・・・(そもそも、内部被曝に関して、口呼吸の人のほうが、肺に入りやすいそうなので、ご注意下さいね。)
まさか、このブログをお読みの方には、同じ症状が出られた方は、いらっしゃらないですよね・・・。
こんなことで、ナカーマ、とか、なってもねえ。
でも、こういうことがあったことは、やっぱり書いておこうと思いまして。
デマ、と言う人もいるようですが、自分の身に起こったことですし、こんな嘘を書いても仕方がないので、本当の話です(デマだ!と言っている人が〇電の人だったりして、なんて。・・・冗談ですよ)。ちなみに、ここ一ヶ月くらいは出ていません。
で、僕は今、全然健康です。これまで通りの判断基準では、ですが。
先週、また献血にも行きましたが、数値などは全て正常値でした。
どのくらい被曝してるか、とかの検査はしておりませんが、ゼロではないにせよ、成人男性としては、まあ大丈夫だろうとは思っておりますケンども。
ひとまず、ご心配なきよう、お願いします。
目先で心配なのは、海月のIDOであります。
ではー。
---追記。---
あらららら。
同じような経験されている方が、思いのほか多く、ビックリしています。
そうですか・・・。
事故から約二ヶ月の間の出来事ですから、これは、ただの偶然というのは・・・ですよね。
・・・うーむ。
僕たちは、やはり、茹でガエルなのでしょうか。
今、お湯の温度は何度なのでしょうか。。
皆様、どうか、お気をつけて。
少なくとも、選択できる食物などは、少しでも安全と思われるものを摂って下さいね。
テレビなどでは、相変わらず「福島の野菜を食べよう」なんてキャンペーンをやってますが、僕は正直、う〇ざりです。
「美味しー!」なんていいながら、このキャンペーンに参加している芸能人の方たちも、個人的には恨みはありませんが、今後、責任を取れるのでしょうかね。
癌になった子どものニュースに、今度は「許せませんね」などと、ワイドショーのコメンテーターとして、眉間にしわを寄せたり、涙のひとつでも流すのでしょうか。
「私の紹介したのは安全だったのよ。これは、また違う原因があったはず」と、
心の中や、家族の前では、自己弁護するんでしょうか(答えがわからないのですから、それも可能でしょうけれども)。
「元東電社員の証言」
コメント欄でもご紹介いただきました。僕も友人から教えてもらって、見ておりました。
4月末に、元東電の社員の方が、疎開先の高知で語られた模様の収録です。
公園での、ゆるい雰囲気での公演で、語り口も柔らかいので、すんなりとご覧になれると思います。
自ら、避難の際に20ミリシーベルトを被爆したという、47歳の元社員の方の証言には以下のようなものがありました。
・東電は嘘ばかり。
・再臨海はまちがいなく起きていた(政府、東電、保安院はいぜん否定しているが)。
・被爆後、鼻血が出、鼻水が止まらなかった。
・自分は細胞分裂が遅くなっているのでもういいが、日々、新しい細胞分裂をしている子どもは、やはり心配。
・風があちら(原発方面)から来ている時の雨には、当たらない方がいい。
・特に、これから子どもを生む可能性のある、若い女性は雨の日には外に出ないほうがいい。
(放射性物質は、子宮や乳腺に溜まるので、癌になる確率が、その分高くなってしまう)。
・放射線は髪の毛から吸収しやすいので、雨の日の外出には帽子を。
そして最後は、・・・これは思考的に、もしかしたら好みが分かれるところかもしれませんが、
海とレゲエを愛するこの方らしく、「(収束を)祈りましょう」、ということで締めくくられていました。
などです。詳しくは、ご覧になってご確認下さいね。
こうした内部告発が、これからもっと出てくるかもしれません。
出てきてほしいです。
〇電は、長年一社独占でやってきた会社ということもあって、ブラックボックスのように不透明な会社に見えます。
今となっては、さらに色々な意味で、ブラック・・・という皮肉も入ってます。すみません。
ではー。