本日、緑ちゃん倶楽部、お陰様をもちまして、無事に四周年を迎えさせて頂くことができました。
これまでの4年の、この日の記事をまとめてみました。
2012年5月22日
「緑ちゃん倶楽部、はじめました。」
2013年5月22日
2014年5月22日
2015年5月22日
言いたいこと、書きたいことは毎年変わっていないようで、今読み返しても、
「そうそう、そうなんですよね」
と思うことばかりです。
ただ、緑ちゃん倶楽部の成長、年々、人の、生き物のさだめとして、未来の残り時間は少なくなっていっていることは間違いなく、
でも面白いことに、また、この事実に反比例するように、どんどん音楽が面白くなってきているのを実感します。
以前、憧れのキーボーディスト、ミッキー吉野さんに
「40歳を超えたくらいから、音楽をすることが、楽しくなんだよ。」
と言われたことがありました。
僕にとっても、まさにこれはその通りだったのです。
昨日、お邪魔した誕生会の席で、GLAYのベーシスト、JIROさんと二人でお話をする時間がありました。
JIROさんも、最近になって、ベースを弾くのが以前よりもずっと楽しいと思えるようになってきている、
ということを、仰っておられました。
ミッキーさんのお言葉も頭にあったこともあり、
「長い蕾の時間を経て、今、まさに花が開いてきている、ということなんじゃないでしょうかね」
と、僕なりにお話をしたのですが、でも、なんとなく、そういうものなのかな、と思うことが多々あります。
若いうちは、成功したいとか、有名になることであるとか、
刺激的なことや、新しい体験に胸を躍らせているうちに、毎日があっという間に過ぎていき、
(あるいは、もっと単純に、どうやって音楽でご飯を食べていくのか、というとかもですが)
ようやく、ミッキーさんの言われた、このくらいの年齢になってきて、
色々なこと(自分のこと、人のこと、音楽のこと)が見えても来、分かっても来はじめるのではないでしょうか。
年を取ることは、決して残念なことや、悲しいことではないのですよね。
むしろ、多くのことを実体験を通じて学び、肌で理解し、それを明日に活かせるようになるには、
やはり、このくらいの時間がかかるのですよ、きっと。
人生のみならず、音楽をすることに関しても、それはきっと一緒なのだと思います。
ロックミュージシャンが、これからどんどん、50歳、60歳、70歳という年齢を迎えていくことでしょう。
でも、先日お亡くなりになられた冨田勲先生が、80歳をこえてなお、まだまだ少年のように新しい音作り、音楽作りに没頭されていたことを思うに、
きっと、これからの音楽業界は、これまで誰も見た事の無い、聞いたことの無い、また違う新しい実を生らせていくのでははないかと思ったりもするのです。
勿論、若いエネルギー、パワーも大切。かけがえのないものです。
緑ちゃん倶楽部は、まだまだ4年。”若い”部類に入るでしょう。
この先、長い時を経て、どのような実を結実させてくれるのか、とても楽しみなのです。
皆さまと一緒に、これからも、未来の楽みを胸に、日々、歩んでいけたらと思います。
これからも、、アセらず、サボらず、頑張ってまいりますので、今後とも、末永くどうぞよろしくお願い致します
。
ではー。