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熊なった夢を見ていたら、なんだか無性に鮭が食べたくなり、目が覚めました。
「うーむ、これはクマった。スーパー、あクマで待てるかな」
と、言ったかどうかはご想像にお任せいたしますが、ともあれ、開店を待って、小走りで塩鮭をゲットまいりました。
川、無いしね。まあ、あっても鮭は遡上してないし、万が一してても、捕れないしね
。
捕ったって、塩鮭にできないですし、そもそも、鮭、サバけないです
。
いやあ、そういう意味でも、スーパーってありがたいですよね
。
鮭に限らず、世界中の海のあらゆる美味しい魚が、「はいどうぞ」って一箇所に集められてて、好きに選べて。
牛や豚や鶏なんかだって、ちゃんと食べやすい様にしてくれてて。
草原や山奥で野生の豚氏や牛氏と会ったって、なかなか自分じゃどうにもできないですからねえ
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(←逃げてんじゃん)。
というわけで、スーパーはスーパーな存在だということで

。
勿論、商店街も大好きですよ
。かなりの“商店街育ちっ子”ですから(←んな言葉はない)。
で、美味しい鮭があるのですから、あとは納豆、なめたけのお味噌汁、そして、ピカピカの玉子。もう、相当な贅沢朝ごはん。
「ごっ馳走様でしたーーっ!いやっほう
!」(←サケんでみた)。
そうそう、ウニドンの話、続きしちゃおっかな。
あのですね、カラオケなんかでは「ハモ」れたりすると、上手だねー!なんて言うと思うんですよ。
「ハモる」ってのは、ハーモニーを付ける、ってことで、誰かが「ド」で歌ってたら「ミ」や「ソ」を歌うと、声が和音になって、なんかゴージャスになるってことのですよね。
だから、古くからゴスペルなんかは勿論、ポップスやロックバンドでも、「ハモれる」ってのは、とっても強みですし、聴き心地も素晴らしくいいのですよ。世界的に売れてるバンドなんかは、本当にハモりが上手なことがとっても多いです。ビートルズに代表されるように。
で、ウニドン(・・・ってか、勿論、ユニゾンね。一応、音楽的には(笑))
こちらは、ハモらない。ハモってない。同じ音程で歌う
=
。
でも、実はこれが、とーっても凄いことになってくるんです。
はい、皆さんの身の回りにも、実はこのウニドンの威力を物凄く知る、有名な「あること」があるんです。さて、なんでしょう?
・・・テーン
。
目の前にいらっしゃったら、3分くらいは時間を差し上げたいところなのですが(笑)、ブログなので、もう答えにいきます
。
それはね、お経、なんです。
ほら、お坊さんが何人も、時には何十人も、お経を唱えるのって、お聞きになったことありますよね。あれね、もしも誰かが3度(音程)とか5度(音程)でハモっちゃうと、そりゃあなんか、きっとえらくカッコいい感じになちゃって、もう、ゴスペ〇ーズがお経してるみたいになっちゃうんですよ。でもね、これだと、カッコよくても、荘厳さがなくなっちゃう。重々しさが、薄れちゃうんです。
お経って、人の死を弔うお葬式とか、ほかにもやっぱり“儀式”であげるものですから、そうした、ある「特定の雰囲気作り」が必要になるんですよ。
例えば、十人以上のお坊さんがユニゾンでお経をあげている真ん中に、貴方が座ってるのを想像してください。そしてそのまま、10分も目を閉じて聞いているとね、・・・きっと、ものごーい陶酔感に浸れる・・・可能性が高いんです。もっとも、これは効果が高い分・・・人によっては、ある種の圧迫感や恐怖感を感じるかもですが。でも、なんとなくおわかりなりますでしょうか?なんか、音に包まれちゃって「ふわーっ」としてきちゃうんですよ。
これ、楽器でも使われます。オーケストラでも、パートごとに、例えばバイオリンとかもなんだか沢山いるじゃないですか。あれ、全員が違う音程ってワケじゃないんです。あれは、そのパートではウニドンをして、一人では出せない「迫力」を出してるんです。
そんなわけで、ウニドンは、実は強いんです。貴方が「歌が得意じゃないから・・・全然ハモれなくて」だとしたって、もう、怖くありません。いいんですよ、ウニドンで。むしろ、ウニドンって、ある意味最強なんです
。1オクターブ上でお経をあげてるお坊さんがいたら、大変ですし、3度や5度も、いらないんです。とにかく、ウニドンが、いいんです(笑)。
この、「大勢が、まったく同じ音程で歌う」、ウニドン。代表はこのように、お経です。人を、荘厳な気持ちにさせ、また、陶酔させてくれつつ、別な世界へ誘(いざな)ってくれる、お経。また、当然これは、時には、・・・人を洗脳してしまうことができる可能性すら持っています。そういうのも、テレビなどでご覧になったことのある方もいらっしゃると思います。これに、また集団心理も働きますからね。・・・恐るべきウニドンの威力。そう、「ウニドンっておいしいね!」だけじゃないんです
(笑)。
・・・実は、この効果を、上手く利用しているんじゃないか、って思える例が、身近にあるんです。ほら、特に、この、日本の音楽業界に・・・。
と書きますと、勘のいいみなさんには、もうお分かりいただけちゃったかもしれませんが、
はい、ここで、一昨日こちらに書きました、今年のヒットチャートを思い出してくださいませー。
・・・ね。
・・・まあ、なーんて言ってみたりね
、
程度のたわごと、ということくらいな感じで、ここは軽く流してやっておいてください(笑)。
だって、例に出された方々が、こういう分析、といいますか指摘に、「そうそう、そうなんだよー」って喜ぶのかどうか、わからないので
。
ではー。