今日は、S足学園音大の前期(夏休み前)の最終授業日でした。
T京音大は一足早く、先週終わっておりますので、あとは、N本工学院の最終日が・・・
と思っておりましたら、この日には椎名へきるちゃんの夏ツアーのリハーサルが入ってしまい、行けなくなってしまいました。
・・・仕事ですから、やむを得ないこととはいえ、残念無念。
というのもですね、こちらのN本工学院の授業の一つで、バンドで、オリジナル作品を創って、アレンジして、演奏する授業というものがあるんです。
まったくのオリジナルを作っても、それは勿論良いのですが、まだ一年生ということで、とりあえず、
アレンジ面などでも練習の一環として、僕たち講師の方で、コード進行を考えてあげて、それを元に、複数の学生さんバンドそれぞれが、独自のアレンジをして、
さらに、ボーカリスト専攻コースの学生さんたちが、そのアレンジされたものに対して、メロディーを乗せて、歌詞を書いていく、という流れで授業を進めているんです。
でね、各バンドがアレンジをしている、その元になる曲のコード進行というのが、僕が考えたものなのですよ。
そして、その前期の発表会がありまして、その日に、へきるちゃんのリハーサルが入ってしまった・・・という。
まあ、時期的にも、うすうすは、「ダメかなー」と思っていたのですが、やはり。
いやもう、本当にやむを得ないことなのですが、先週も「そこは、こんなアレンジはどう?」なんて言って、色々と学生さんたちと一緒になって作っておりましたし、
キーボードの担当の子には「ちょっと僕に弾かせてごらん」と、僕なりの弾き方なんかを見せてあげて、それを元に、またアレンジを詰めてもらって、なんて作業を、あちこちのバンドでしていたのですよ。
なので・・・その結果が見れないというのが、残念で、そして、申し訳ないなあ、という。
勿論ね、記録のビデオもありますから、それを見ることは出来るのですが、
でもねえ・・・やっぱり、ライブはライブですからね。
映像や音は、いかに綺麗に撮っても、録っても、ライブとは別物ですものね。
・・・むー。
でも、せんせーも、スタジオで、皆んなと同じように、あーだこーだ、ってやってるからね。
あの、いつもの超面白いメンバーと一緒に、お腹をよじりながら、だとは思うけど・・・。
ということで、いよいよ、へきるちゃんの夏ツアーのメニューも出てまいりまして、こちらに取り掛からねばなりません。
メニューの発表が、いつもよりはちょっと遅めでしたし、他の仕事の予定も入っておりますので、今回、作業はパツンパツンになりそうです(最近、パツンパツンなのが多いような・・・(笑))。
まずは、音を聴いて、譜面カキカキをして、音作りをして、それからやっと(笑)練習をして、そして、リハーサルを迎えます。合間には、ご飯を食べることも忘れてはいけません。
リハーサル初日までには、個人的なこと(弾くべきことなどの練習)は、およそ全て仕上げて、終えていくのが、いちおう原則なのですね。
スタジオで、自分の練習というのは、まずしないことが原則。するのは、全体のこと。
これが、とくにプロの現場の場合は、アマチュアに比べて厳しくあります。
特にキーボーディストは音作りなど、時間のかかる作業が多いので、それをスタジオには持ち込めませんから、
実は、リハーサル初日までの準備期間が、一番忙しいのですよ(笑)。
しっかり食べて、がんがります。
あちらもがんばっている、がくせーさんたちに、恥ずかしくないようにね。
さて、今日は緑ちゃん倶楽部のメルマガ「みどり通信」第十四号を、会員の皆さまにお送りさせて頂きました。
また、なんだかんだと長いのです。400字詰め原稿用紙にして、約40枚分。
それでも、・・・まだ、アレが終わらないというね(笑)。
そして、今回のプレゼント曲では、結構にレアなものを弾いてみました。
いかがでしたでしょうか。
本当に、なんとも素敵な、コードの響きと流れ。
僕のピアノだけでは、この曲の素晴らしさは十分に表現は出来切れていないかとは思いますが、
それでも、聴いて頂けたら嬉しいです。
是非、原曲も・・・。
今までお送りした中でも、一番長い曲になりましたね。
お陰様で、緑ちゃん倶楽部の会員様が、なんと、150名様を超えました。
いつもレッスンに来て下さっている皆さま、また、遠方より参加して下さり、応援して下さっている皆さま、本当に、本当にどうもありがとうございます。
当たり前のことですが、皆さまお一人おひとりがいらっしゃらなければ、
・・・僕は、毎月、原稿用紙で何十枚分も原稿を書くことはないでしょうし、
毎月、ピアノを弾いてお届けする、なんてこともしないと思うのですが、
こうしてやっていて、いつも、物凄い充実感と達成感を感じているのですよ。
本当に、どうもありがとうございます。
原稿を書き終え、ピアノを弾き、録り終え、
無事に皆様にみどり通信をお送りした後の、
・・・「ぷ」、の、なんとも美味しい事といったら(笑)。
また、どうぞよろしくお願い致します。
ご感想なども、お待ちしておりますね。
勿論、レッスンでも、皆さまと、音楽を楽しめる日が、
こんなに嬉しい日が、これからも、ずっと続きますように。
(プレゼント曲を聴きながら)
ではー。