昨夜の稽古(長正館)で久々に2本の竹刀を折ってしまった。
1本は4つの竹のうち1つが、もう1本は2つが折れた。
2つ折れたほうは仕組み直した後家竹刀なので弱いのかも知れない。
最近はあまり折ることも無くなって月に1本ぐらいか。
昨夜は返し胴をいつもより多くしたので折れたのだと思う。
折れた位置を見ると竹刀の先から一節目内で折れている。
昔は一節目と二節目の間で折れることが多かった。
待って放った返し胴と、相手を動かして放った返し胴の違いかと思う。
折れた箇所で「技が良くなったのだ」と勝手に解釈している。
昨夜は五段以下としか稽古しなかったので出来るだけ基本に忠実に稽古した。
交刃の間合いで探り足攻め足で少し間を詰める。
相手が面に来れば返し胴。
小手に来れば返し面か摺り上げ面か相小手面。
居付いているのであれば面に飛ぶ。
どの間合いで打ち込むかはその時の状況次第だ。
昨夜は出来るだけ面に飛ぶ稽古をしていたが、
相手が釣られて早めに面に来たら胴に返すことも多かった。
お互いに勢いがあるのでいつもより竹刀が折れやすかったのだと思う。
昨夜は大変に寒い夜で、稽古後は汗が冷えて凍える。
早めに着替えてジャンパーを着込んでみたが震えていた。
古い町道場は武道場や体育館よりはるかに寒いのだ。
この時期、風邪やインフルエンザが何より怖い。