稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

攻め入る時の呼吸(長正館矢田中学校、5月16日)

2018年05月17日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
19時過ぎから弟子と剣道形5本まで。VERY GOOD!

F六段が遅れてきたので基本稽古から指導。
竹刀の握り方。左手の使い方、右手の使い方。
間違って憶えてしまうと矯正するのに何年もかかってしまう。
打ちは大きく伸びやかに。速く打つと崩れたままで固まってしまう。
左足の引き付けが遅れるのを注意。引き付けは意識しないと直らない。

最終的に稽古は9人。うち小学生1人。
蒸し暑いので息が上がる。
弟子との地稽古では途中2回も一息入れた。
中学生の元気の良さは驚きものだ。


(K芦五段の掛け声の元で準備運動と素振り)


(切り返しと基本打ち、ともかく伸びやかに正確に)


(I剣士の正面打ち、前傾になり、右足遅れて出始めて高く上がってしまう、右肘曲がり過ぎ)


(と言いながら、少しずつ改善はしてきている)


(弟子と井上館長、小手打ちは筒部を正確に捉えること)


(K部五段とK芦五段、K芦五段はこのような体勢で小手を打つことが多いが感心できない)

最後にK芦五段と立合い稽古。

触刃の間から一足一刀の間に入るのに声を出しながら(息を吐きながら)入って来る。
「触刃の間からは声を出してはダメですよ」と指導。

攻め入る時は声を出さないのが原則。
声を出しながら入ると次は息を吸うことになる。
吸っている時は隙になる。相手は発声が止まった瞬間に打ちに来る。

大きな息をしてはならない。静かに息をする。
入る時は吸いながら入る。入れた空気は「氣」に変える。
その溜めた「氣」で一気に打ちに出るのである。
これは師匠の教え。呼吸についてはまだまだ研究中である。
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