稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2020年7月16日)

2020年07月17日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
木曜会(誠先生の剣道教室本部稽古)20時から21時15分まで。
今年10回目。参加人数20人ほど。蒸し暑い。少し動くと汗ばんでくる。

本日も先週と同じくアクションカメラを設置。
画像は動画のキャプチャから切り取ったもの。

最初に大阪府剣道連盟からの伝達事項の説明があった。
 常に自分自身がウイルスに感染しているかも知れないという意識を持つこと。
 夜の街では空中での感染より食べ物に付着したウイルスによる感染のほうが怖い。
 声を出さない剣道がノーマルであると考える事。
 剣道をすることが不安な人、少しでもおかしいと思ったら稽古は休むこと。特に受験生は注意。
・・・などが印象に残った。

まずはストレッチ。
次は手刀のみで足捌き。
最後は素振り。

と簡単に書いたがこれが容易では無かった。
小さい頃から身体が固いのでストレッチは苦手だとしても、
次の足捌きは何往復もしていると左足がパンパンになって痛み出した。
痛くなると左足のヒカガミが曲がってしまう。
そこを注意され気がついたが、結局、私の姿勢崩れの原因は軟弱過ぎる左足のせいだとわかった。

左足が疲れると攻めるときはまだしも、打ち込むときに曲がってしまって姿勢が崩れるのではないか?
123と前に出るだけで左足がパンパンになってしまうのは、基本的な身体が出来ていないせいだと思うのだ。
基礎である土台が出来ていなければ、その上に何を建てても砂上の楼閣だ。
これはかなり意識して身体を作っていかねばならないと思った次第。

また、打込んでターンして肩残心、引き残心の基本稽古も大変良かった。
1で一歩前に、2で踏み込んで、3でターンして、45で右足引いて構え、123で一歩前に出る。
頭で考えてやるとおかしくなってしまうが身体に覚え込ませる必要がある。
この動きを滑らかに体勢を崩さず行えるようにならなければならない。

改めて注意すべきこと。
123の足捌きでは、右足は爪先から静かに入っていき、左足を素早く引き付け、右足を出す。
この時、自分の身体は「壁になった気持ちで」上下、左右、前後にブレないこと。

結局は、ここ(基礎)が出来ていないと、
手だけを使った竹刀の叩き合いだけに終わってしまうということになる。

本日の稽古では大切なことを改めて痛感した。
防具を着用する稽古より、この方が今の私には大切な稽古だと思った。


(足捌きの指導)


(引き残心の指導)


(素振りの指導)
コメント
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