稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

宝剣会定例稽古(生駒市武道館2020年7月18日)

2020年07月19日 | 剣道・剣術
わけあって稽古終了の20分前から参加。
本日、宝剣会総勢6名(七段4名、五段2名)が集まった。

本日もアクションカメラを設置。
下の画像は動画のキャプチャを編集したもの。


(石丸師範にかかる林田七段)


(石丸師範×林田七段)

石丸師範との稽古はこの近い間合いから始まる。
この近い間合いからの稽古は無意味だとする意見もあるが、そうは言っても、
一方的に打たれるのはシャクなので何とかせめて対等に出来ないかと思っている。


(待機中の中村五段、左は石丸師範×大畑五段、右は有山七段×林田七段)


(左は石丸師範×中村五段、右は林田七段×大畑五段)


(左は石丸師範×有山七段、右は私と林田七段)

林田七段とは触刃からの正しい間合いで稽古が出来る。
ただ彼の場合は試合経験が多いせいか剣先を低く構えるのでこちらも合わせざるを得ない。


(林田七段に対する返し胴)

当ったのは垂れだと主張されたので確認したかった部分である。
僅かに胴の縁にかかっていた。自分としては一本として旗を上げたいところ。
しかしながら応じる時の体勢が崩れ非常に見苦しい返し胴だとわかった。
特に顔の向きが横を向いているのが駄目。動画は自分の悪い所がよくわかる。

彼とは最後の一本で、相互の相小手面で面に取られた。
小手を見せられ相小手面に行くが、姿勢が崩れて打っている。
こんなに崩れていては何をしても駄目だ。


(お互いに相小手から面に行くところ・・奥が私)


(石丸師範に初太刀の面を打つところ)

これも動画を見てよくわかった。
打とうとする時に左のヒカガミが曲がって、その反発を利用して跳躍しようとしている。
ヒカガミが曲がる悪い癖だ。


(石丸師範×私)

構えも、もう少し左足が真っすぐ向いていなければならない。


(礼は立ち礼のみ)


【感想・反省点】

動画を撮って正解だ。
自分の悪い所が全部わかった。
構えそのものはまだ救いがあるが、打とうとしたところで「打たれたくない」が出てしまい、
それが体勢の崩れとなる。そのせいかはわからないがヒカガミが曲がって跳躍力で飛ぼうとする。
それが時々当たるので無意識のうちに「これで良いのだ」と身体が(本当は脳が)判断してしまうのだろう。
ヒカガミが曲がると身体が逆くの字(要するに左に頭が曲がる)に成りやすいのもよくわかった。

気をつけて稽古しなければトンでも無い難剣ジジイになりそうである。
本日、わずか2回の稽古だが、おおいに反省する次第である。
コメント
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