稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

宝剣会定例稽古(生駒市武道館2020年8月22日)

2020年08月23日 | 剣道・剣術
生駒市民武道館、宝剣会の稽古。
夕立があったので気温は日中より少し下がったが湿度は高い。

本日、七段4名、五段2名の計6名のフルメンバー。
ここでは人数が少ないので休む間が無いのが辛いところ。
湿度が高く着替えるだけで早くも汗が噴き出てきた。

ストレッチ、準備運動のあと集合礼。
切り返し、基本打ちのあと地稽古。4人と稽古が出来た。



大畑五段。面を引き出して・・・



胴を返したが・・・



左手を離してしまっていた。



林田七段。面を引き出して・・まで行かないが胴を返せた・・・
(体勢が崩れているのは遅れたせいである)



しかしやっぱり左手を離してしまっている。



出小手は珍しくキレイに決めた。

最後の一本は、真っすぐ打ってくる面に対して、
「出小手を打とうかな?いや面か?」と迷ったところを真っすぐ打たれてしまった。
動画で見ていても妙な動きをしてしまっているのがわかった。一瞬の迷いは命とりである。



中村五段。向こうが私。
相面になったが竹刀を右に振ってしまっている。
右に振る面の人は多いが、私のはその角度が大き過ぎる気がする。



自分から攻めての面。
どうやら相手の小手打ちを防ぎながら面を打つクセが出ているようだ。



面に打てても、それは「防ぎ打ち」であり、良いとは言えない。

他の画像を見ていたら、竹刀を表から押さえられつつ・・の状態から強引に面に打つ場合も、
押さえられている状態からなので、竹刀を右に振って、抜いて面に打つことがわかった。
これも「中心を取って打つ」のではない。自分の理想とする面打ちでは無い。



石丸師範。ともかく近間からの乱戦荒れまくり。



構えあったらこの間合いという場面が多い。



返されようが叩かれようがひたすら打ちこむ懸かり稽古のようになる。
最後は「参った」と意思表示した途端に竹刀を叩き落され面を打たれて終了。



最後の礼のあと。やれやれ・・・


【感想・反省点】

初太刀の面、小手面は素直に打っている。
どうやら「出小手を警戒しながらの面」の時にクセが出るようだ。
林田七段のように、速い真っすぐの面を打ってくる相手にこれでは打ち負けてしまう。
今後、下の者との稽古の時に意識して直していこうと思う。

胴打ちの左手を離すクセは最近のものである。
これも当然良くは無い。少しでも添えておくことだ。次の課題とする。
きょうも動画のおかげで課題が明確になった。

相変わらずバテバテだが。
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