日本統治時代に植えられた紅茶の茶樹をそのまま引き継いで使っている’茶農’があります。本日もお客さんのガイドでお邪魔してきたのでご紹介します。何度かこのブログ内でご紹介している日月潭へ向かう途中にある魚池郷にあります。場所は国道21号線という大通りから脇に入った小道を山に向かって3キロ進んだところに紅茶畑が密集した地域です。紅茶の栽培にはそれほど高い標高は必要ありません。この辺りの標高は1000メートルほどとそれほど高くなく、地形の関係で霧が出やすく紅茶栽培には非常に適しているようです。因みにウーロン茶の栽培には標高が1500メートル以上必要らしいです。
(日本人が植えた80年物のアッサム種の紅茶畑)
こちらの茶農さんの自慢の’日本統治時代から引き継いでいる茶樹’です。一株ごとが非常に大きいので、太くたくましいですね。普通のお茶畑のように綺麗な模様になることがありません。
(改良種18号【人造人間みたいだな】の紅茶畑です。)
改良に改良を重ねて、今現在一番人気がある紅茶の種類です。
こちらの茶農のご主人と。こちらで採れた’みかん’もらっちゃいました。
摘んだ茶葉を日陰で発酵させたものです。これを機械で乾かします。
機械で乾かされた茶葉が出てきました。
出来立てホヤホヤです。
(日陰発酵後)
(機械乾燥後)
こちらの茶農では’アッサム種’/’18号種’/’原生種’(売り切れ)の飲み比べができ、卸値で購入することもできます。