【収穫したばかりの’馬告’/数年前に私が撮影した写真です。】
本日は、問い合わせがあった野生の『馬告』を探しに行って来ました。
数年前までは、ちょっと山に入ると普通に道端に生えている’山胡椒’でしたが、現在は需要が
ある様でほとんど野生のものは見る事すらできなくなりました。
知り合いの原住民の人たちの話では、の人たち(原住民)が
『馬告はお金になるから、ほとんどが木ごと切り倒されて収穫された』
『木を切り倒していた奴らは、後のこと考えてないよ!』と嘆いていました。
【馬告探し/ここから入って行きます。十数年ぶりに人が入ります。道等は完全にありません。】
私は以前から興味があったので、知り合いにお願いして『馬告』探しに連れて行ってもらいました。
(知り合いはこの土地の地主さんで、彼もここへ入るのは十数年ぶり...。以前奥の方で馬告を見かけたとの事です。)
’馬告探し’予想以上に大変でしたが楽しかったです。
急勾配の山に入ります。ここからジャングル並みの場所を草を掻き分けながら進みます。
(※道は引き続き完全にありません。)
こんなとんでもない所だとは予想外...。今更『もういいです、止めようよ』とも言えず....。
『ええっ ここ進むの?』と思いながらも私も後に続きます。
奥の方にオリーブの巨木発見!(奥に見える大きな木がオリーブ)。
すでに体力の限界が近く、木に登って実を採ろうとか思いません...。
ありました!この私の手に握られている枝です。(ちょっと感動)。
この山へは十数年ぶりに人が入っただけあって、荒れ放題。
私も久しぶりに良い感じに’男前(傷だらけ)’になりました(笑)。
ちょっと残念だったのは、今の季節はまだ実がなっていないみたいです。
採った葉をちぎってみると、独特の馬告の香りが漂っていました。
PS:少し枝と葉を持ち帰ったので、試しに干してみようと思います。