【“金雞母” 紫南宮】
本日は、朝から南投縣の竹山鎮にある紫南宮へお参りに行ってきました。
私の住んでいる埔里からスクーターでちょうど1時間で行けました。
途中、いろいろな名所も通過して綺麗な景色もたくさん見れたので良かったです。
埔里から131号線と言う山道を進みました。
横には川が流れていて景色最高でした。
明潭と言う水庫。日本統治時代に水力発電を目的に建設されたそうです(今でも稼動中です)。
集集線。ここは集集線の始発駅の『車埕』のすぐ近くです。
私はいつもここを通る度に、線路に立って写真を撮っています。この区間、雰囲気いいです。
集集大橋。
この橋を渡り切ると目的地の竹山鎮はすぐです。
『紫南宮』に到着です。
本日は月曜日の関係か、あまり混んでいませんでした。
私も早速お参りを済ませて、“金雞母”に触れてきました。
(これで私も ’ 発財 ’ が約束されました! 神様何卒宜しくお願いします。)
『紫南宮』は、台湾で非常に有名な土地公(土地神様)です。
光復(日本統治の終わり)の後、中国から来た国民党支配の台湾は、民衆は非常に貧しく厳しい生活を強いられていました。
当時、こちらの紫南宮では社会への救済を目的に『 “ 福徳金 ” 紫南宮からお金を貸し出す制度』で人々の生活に貢献しました。
たくさんの民衆が「緊急の要り用」や「起業の種銭」等を主な目的にこの“福徳金”を申請しました。
今では、主に起業する人が『成功してから神様にたくさんの利子を付けてお金を返すぞ!』と言う覚悟で’種銭’を借りる人がたくさんいます。
≪基本的にこのお金は『神様からの借金』なので、ある程度生活苦が落ち着いたり、商売が軌道に乗ったら利子を付けて返す必要があります。≫
借金(種銭)を申請する場所。(利子を付けて返す時もここで手続きします。)
“ 福徳金 ” の金額は、“六六大順”という縁起が良い諺に語呂合わせで、最高で600元です。
この辺りはサツマイモ栽培で有名な場所です。
せっかくなので、私もいただきました。
甘辛く煮込んであります。
これで50元(180円)。一回で食べ切れない量だったので、半分以上持ち帰りました。
戻り道は、集集駅の前も通過。
ドラゴンフルーツの栽培も盛んです。
本日は全行程で4時間ほど。
充実した時間になりました。