ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

『日月潭紅茶/三品種』を頂きました。

2023年08月14日 | 日記

【品種:紅玉(改良品種18号)。取り立ての茶葉を日陰干し+発酵熟成させている所】
この後の行程は、機械で揉み込み→二度の焙煎→完成となります。

昨日は、懐かしい友人が訪ねて来てくれたので、魚池郷と言うエリアに食事と紅茶の調達に行って来ました。
魚池郷と言うエリア内にある鹿高と言う場所は、紅茶栽培の有名な場所です。
因みに日月潭紅茶と呼ばれているものの殆どがこちらの鹿高エリアで栽培された紅茶です。
日本統治時代に荒井さんと言う方が、インドの品種であるアッサム種をこの土地に持ち込んで栽培が広がりました。
今日では品種改良も進んで、最新の品種は23号(まだ発表のみで市場には出回っていない)まで開発されています。
現時点で最も人気が高い品種は、18号(紅玉)です。
友人の茶農では、日本統治時代に持ち込まれた『アッサム種』・『改良種の18号』、元々台湾の何ヶ所かに存在していた『原生種』の三種類が栽培されています。


【以下は百年ぐらい前に植樹されたアッサム種。老木のレベルです。幹も凄く太いですね。】



ここまで株が大きくなると、普段見慣れている ’ 綺麗に並んで整備されているお茶畑 ’ のイメージが崩れますね。


【紅茶、三種類を頂きました。】









こちらの茶農さんが出荷している量は凄く多いです。
以前、私が訪れた時に偶然仕入れ業者が来ていて、茶葉をトン単位で発注していた事を覚えています。
乾燥した茶葉をトン単位って......(一体値段はいくら?)。
仕入れ業者が真剣な眼差しで吟味していた事を今でも忘れません。


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台湾の『道路最高地点/標高3275m:武嶺』へ日帰りで行って来ました。

2023年08月12日 | 日記

【合歓山/南投縣】
本日もスクーターで出動です。
先週末は台風の影響で山エリアが酷い事になっているとの事で、様子見を兼ねて出動して来ました。
私の住む埔里から山エリアへ入る少し手前の南豊渓にあるガソリンスタンドとセブンイレブンが土砂崩れで壊滅的な被害を受けていました。
私達が通りかかった時には、軍隊がショベルカー等を使って埋まっているガソリンスタンドの土砂の撤去作業をしてるところでした。
恐ろしい光景でした。一日も早く復興する事を祈るばかりです。

霧社へ向う途中、人止関を越えた辺りから数ヶ所の土砂崩れがあった様で一旦は道路が封鎖した模様。
只、人の往来が多い場所なので、既に土砂は避けられていて走行が可能になっていました。

清境エリアも、流石は有名な観光地【お金がけっこう動く所ですからね】。
殆ど影響なく走行できる程に道路が回復していました。
只、先週のニュース等の報道の影響か、本日は殆ど観光客に会う事がなく私たちは ’ 久しぶりに静かな清境エリア ’ を楽しめました。

清境エリアを越えて、更に進んだ標高2300m地点では’台湾の天然記念物’の『アケボノアゲハ』をたくさん見る事ができました。




たくさんのアケボノアゲハ(十匹ぐらい)が一緒に乱舞しているのを始めて見れました。凄く感動です!



標高二千五百メートル付近からの高地では、中央山脈にしか生えていない『台灣鐵杉』を見る事ができます。
力強くて、私が大好きな樹です。


これは『エーデルワイス』に近い種類の植物です。全体を覆っている綿みたいなフサフサが特徴です。




台湾の道路の最高地点に到着です。
ここから更に進むと、梨山、更に北上、東へ抜けるタロッコ渓谷、花蓮等へ向う事ができます。


最高地点の武嶺3275mから少し下った場所には、山荘や休憩ができる場所があります。
【H2 Cafe 3160合歡山咖啡屋】



ここは標高が3160mもあるので、気圧で頂いたビスケットがこんなに膨張していました。
PS:埔里(標高470m)からポテトチップスを持って来ると、清境エリアの少し上の松岡(標高2000m辺り)で破裂します。


気温10℃以下。曇り空だったので、けっこう冷えました。


埔里に戻ってから、冷えた体を鍋料理で温めました。











コメント (2)
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