
【木鱉果】
別名ナンバンキカラスウリ、モクベツシ(木鼈子)。
【木鱉果】の ’ 鱉 ’ の意味は、亀のスッポンを意味しています。
この果物の名前の由来は、この木鱉果の種がスッポンの様な形をしているからです。

本当に、スッポンの赤ちゃんみたいな形をしていますね。
果肉には豊富な栄養素が含まれていますが、この種(たね)には毒性があるので食べられません。
※種は硬いので食べる人はいないと思いますが。


畑の様子です。
蔓植物で確かに苦瓜に近いですね。花はけっこう大きいです。
最近では、私の住んでいる町でも道端の露店でも時々見かける様になりました。
私の個人的な感想ですが、味は「美味しくない」です。
どちらかと言うと、蔓性植物で ’ 苦瓜 ’ に近いかもしれませんね。
日本名は、上記に書いた様に ’ カラスウリ ’ の一種です。
元々、日本にもあるこの ’ カラスウリ ’ と言う名前の由来は、マズイから鴉(カラス)ぐらいしか食べない事から来ているらしいですよ。
確かに私も以前千葉の田舎(親戚宅)に行った時に、散歩中にカラス瓜を見つけて「あれ、食べられるの?」と聞いたら
「あれは毒じゃないけど、不味くて食べられない」と教えてもらった事を覚えています。
ただ、この【木鱉果】は、栄養価を豊富に含んでいるので、海外ではカプセルに入ったサプリメントやミックスジュースとして販売されています。
台湾でも最近では現打果汁(その場でミキサーでジュースにしてくれる)等で販売しているのを見かけます。
