台湾では四大名山【仏教の宗派】の一つと呼ばれている『中台禅寺』。
台湾には『慈濟功德會』『佛光山』『中台禅寺』『法鼓山』の大きな宗派があるのですが、
その中でもとりわけすごい(私個人の感想ですが)お寺がこちらの『中台禅寺』です。
現在お寺の支部が世界中に分散しています。台湾に現存する支部は80ヶ所ほどです。
総本山の前にはこの様な景色が広がっています。小高い丘の上にあって付属の小学校や新設した博物館等もあります。
天界を守る’四天王’。総本山の門をくぐると先ず目につくのがこの’四天王像’。
『大雄寶殿(メインロビー)』を囲む様に4対あります。
材料の大理石は細かく切り離してインドから船で運んだとおっしゃっていました(お坊さん説)。
『大雄寶殿』には四天王の他に韋駄天さんもいたりします。
韋駄天さんは、四天王の下にいる何百もの守護神たちのリーダー的な存在らしいです。
お釈迦様と記念撮影。仏像の材質は赤大理石と呼ばれている石で、普通の白い大理石に比べて硬度が非常に高いものです。
誰でも知っている達磨さんです。仏教を広めるために中国に渡った人です。
「伽藍(がらん)」と言う言葉の意味は本来「お寺」だそうです。
日本では「がら空き」とか「がらがら」とか「空いている・少ない等」の意味で使われていますが。
【以下、中台禅寺の中庭】
先ず何ヶ所かで目に着く『菩提樹』。仏陀がこの種の木の下で悟りを開いた事に因んでいるのでしょうね。
常識を超えたブーゲンビリアが何ヶ所にもあります。
こちらもブーゲンビリアですが、その下にはドラえもんが。
ドラえもんの劣化バージョン。
中庭には何体かのドラえもんが置かれています。最近になってやっとその理由が分かりました。
漫画『ドラえもん』に登場する主人公になっている『のび太』。台湾では『大雄』と言う名前になっています。
今回冒頭でご紹介した『
大雄寶殿(メインロビー)』からあやかって、中庭には何体かのドラえもんがあるそうです。
【それなら、’のび太の銅像’でも置いた方が良いのではと思うのは私だけですかね。】
総本山の敷地内には、木造を主とした博物館があります。収蔵量はとんでもないレベルです。
昨年8月にオープンしたばかりの石仏を主とした博物館。こちらの規模も言うまでも無いですね。
この二つの博物館を見るだけでもけっこう時間が必要です。
石仏の博物館の前からは隣に総本山が見えます。
中台禅寺は、私が埔里に住むことになったきっかけのお寺です。