さくら日記でございます。

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★あなたはどう思いますか?「人間は何のために生きるのか」稲盛和夫の生き方

2019-06-04 05:39:07 | 「本」

お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?

今日は、またまた図書館から借りてきた本です。
「稲盛和夫」さんの「生き方 人間として一番大切なこと」です。

稲盛和夫さん、「京セラ」、「KDDI」を創業、
そして、ピンチの日本航空、JALを救った方として
皆さまご存知の方です。
数々の実績がありあますが、
日本航空に会長で就任したときは、
なんと、無報酬だったらしいです。
「JALフィロソフィー」という
意識、価値観、考え方を作成し
社員の意識改革に取り組み、
そして、厳しいリストラを断行
赤字続きだった日本航空を3年足らずで再上場させました。

そんな、稲盛さんの「生き方」とはどんな生き方なんでしょうか?
以前から気になっていたのですが
今回、たまたま目に止まり読むことになりました。

本を読んだ一発目の印象は、
人間がもっている熱量が高いと言いますが
エネルギーに溢れているといいますか
そんな感じでした。
やり始めたら、最後までとことん追求し
結果を導き出す。
姿勢は常に一貫しているように思います。

そんな稲盛さんの
大切にしていること、その生き方というのは
どんなものでしょうか?
本の中をすこし覗いてみましょう。

まずは現代の問題を指摘します。

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私たちはいま、混迷を極め、行き先の見えない
「不安の時代」を生きています。
豊かなはずなのに心は満たされず、
衣食足りているはずなのに礼節に乏しく、
自由なはずなのにどこか閉塞感がある。
やる気さえあれば、どんなものでも手に入り何でもできるのに、
無気力で悲観的になり、
なかには犯罪や不祥事に手を染めてしまう人もいます。
 そのような閉塞的な状況が社会を覆いつくしているのは
なぜでしょうか。それは、多くの人が生きる意味や価値を見いだせず、
人生の指針を見失ってしまっているからではないでしょうか

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確かに、今の世の中、物は満ち足りています。
私の子供のころ、ほんの数年前の生活を見てみても
全然違います。
経済が・・・、給料が少ない・・・
なんて言っても、家の前には何台もの車が止まり
スマホや携帯を持ち、パソコンにテレビ・・・
さらに、手に入りにくい貴重なものもネットで・・・
スーパーに行けば食べ物が売ってます。
全ての人びとが豊かとわ言えませんが
物自体が無かった時代と比較すると
ある意味では、豊かな時代と言えるかもしれません。

ですが、その一方で、様々な社会問題、事件が起き
心の病に悩んでいる話は身近にも数多く聞かれます。

今の時代に必要なものは、
稲盛さんは語ります。

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そういう時代にもっとも必要なのは、
「人間は何のために生きるのか」という根本的な
問ではないかと思います。
まず、そのことに真正面から向き合い、生きる指針としての
「哲学」を確立することが必要なのです。
・・・・
そのような根幹から生き方を考えていく試みがされないかぎり
いよいよ混迷は深まり、未来は混沌として、社会には
混乱が広がっていく
そうした切実な危機感と焦燥感にとらわれているのも、
やはり私だけではないはずです。

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「人間は何のために生きるのか」というシンプルな質問
日々、その言葉と向き合うことは、ほとんどなく
さらに、自分として明確な考えが無いのが
正直なところです。
それについてのヒント、稲盛さんの言葉をみてみましょう。

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私たち人間が生きている意味、
人生の目的はどこにあるのでしょうか。
もっとも根源的ともいえるその問いかけに、
私はやはり真正面から、それは心を高めること
魂を磨くことにあると答えたいのです。

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シンプルな答え、
でうが、心を高める、魂を磨くといっても
どうしたらよいのでしょうか?
その答えらしき、言葉を探してみると

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では、どのような哲学が必要かといえば、
それは「人間として正しいかどうか」ということ。
親から子へと語り継がれてきたようにシンプルで
プリミティブな教え、人類が古来培ってきた
倫理、道徳といこうになるでしょう。
・・・
すなわち、嘘をついてはいけない、
人に迷惑をかけてはいけない
正直であれ、
欲張ってはならない、
自分のことばかり考えてはならない、

だれもが子どものころ、親や先生から教わった
-そして大人になるにつれて忘れてしまう-
単純な規範を、そのまま経営の指針に据え、
守るべき判断基準としたのです。
・・・

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この本の中には、数々のエピソードが紹介されますが
最終的には、ここに戻るような気がしましが。
「人間として正しいかどうか」
みんなが知ってているシンプルなこの答え
正直なところ、言うは易く行うは難し
と思ってしまいますが、
すこしでも幸せになりたいのなら
実践するべき言葉だと感じます。
あなたは、どうのように感じますか?

最後に、このような考えから創られた
「JALフィロソフィー」の第1部を引用します。
https://www.jal.com/ja/outline/conduct.html

第1部 すばらしい人生を送るために

第1章 成功方程式(人生・仕事の方程式)
    人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

第2章 正しい考え方をもつ
    人間として何が正しいかで判断する
    美しい心をもつ
    常に謙虚に素直な心で常に明るく前向きに
    小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり
    土俵の真ん中で相撲をとる
    ものごとをシンプルにとらえる
    対極をあわせもつ

第3章 熱意をもって地味な努力を続ける
    真面目に一生懸命仕事に打ち込む
    地味な努力を積み重ねる
    有意注意で仕事にあたる
    自ら燃える
    パーフェクトを目指す

第4章 能力は必ず進歩する
    能力は必ず進歩する

ということで、
今日は「稲盛和夫」さんの「生き方 人間として一番大切なこと」
をご紹介しました。