さくら日記でございます。

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★おじさま世代の憧れ「スカイラインGT-R」歴代モデルが石川県の「自動車博物館」に勢ぞろい

2019-10-23 06:27:15 | 「車」

お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?

今日は先日、用事のついでにちょこっと寄った
「自動車博物館」です。

みなさまご存知でしょうか?
こちらは、石川県の小松市にあります。
車というものがこの世に登場した
そんなときの車から
現代の車まで、約500台
コレクションだそうです。


過去に何回か行ったことがあるのですが
毎回大興奮。
たぶん、同じ車のところで
盛り上がっているんだろうなあ・・・
なんて思います。

さらに、今回はたままたインベントやっていて
さらに気持ちが上がりました。
私たち、昭和世代のおじさんが
憧れる日産の「スカイライン」
しかも、その代表を飾る「スカイライン GT-R
この生誕50周年を記念して
歴代のGT-Rが勢ぞろい
しているのです。

若かりし頃、
ツーリングカーレース、グループA
というのがあって、そこで大活躍のGT-R

ツーリングカーレースで走る車の条件は
連続する12か月間に2,500台以上
(1992年以前は5,000台以上)
生産された4座席以上の車両

なので一般の道路で走っている車が
競っている。そんな感覚のレースです。
そこで優勝するのは、常にスカイラインGT-R

一度、鈴鹿に見に行ったときは、
先頭の数代はすべてGT-Rって感じでした。
各社より沢山、スポーツモデルが発表されて
いましたが、
GT-Rには歯が立たない
そんな感じだったことを覚えています。

今では伝説となる、そんなスカイラインGT-Rの
姿をみると、いい歳していますが
当時に戻り、少し興奮気味です。

では、さっそく見ていきましょう。
まずは、GT-Rの前身となるのでしょうか
昭和37年の「スカイライン・スポーツ」です。


エンジンは水冷OHV 4気筒
排気量は1862CC
最大出力は94ps
最大トルクは15.6kgm

です。

展示の説明では
スポーツカーというよりは
ハイパーソナルカー
シフトはコラム式。わかる方は昭和のおじさんですね
デザインはイタリアの巨匠
「ジョパンニ・ミケロッティ」と「アレマーノ社」

の手による美しいデザイン
あまりに繊細で組立ラインに乗せられず
手作りにより生産されたそうです。
販売されたのは、わずか53台
貴重な1台です。

続いては、通称「ハコスカ」
このカクカクしたデザインもなかなかカッコイイです。
初代GT-Rです。
写真の左側です。


見た目は普通のセダンですね
それが、走り始めると豹変します。
「羊の皮をかぶった狼」
まさに、この車のための言葉かもしれませんね。

搭載される心臓部は
「S20型エンジン」
こちらは水冷4バルブDOHCリフタ直駆動式直列6気筒
排気量は1,989cc
最大出力は160[155]PS/7,000rpm
最大トルクは18.0[17.6]kgf·m/5,600rpm

そして、レースでも大活躍
クラス優勝を含む50勝を越す勝ち星を獲得
したという実績もあります。

そのレース、
ハコスカ対マツダのロータリー勢の
名勝負
が繰り広げられたことも語り継がれてますね。
初代GT-Rはそんなモデルでした。

続いて、初代GT-Rの写真の右側
その横に見えるのは2代目GT-Rです。
こちらは、通称「ケンメリ」です。
コマーシャルの「ケンとメリーのスカイライン」から
きている名前ですね。

ケンとメリーのスカイライン TVCM 全16作

心臓部は先代と同じ「S20型エンジン」
前後のオーバーフェンダーやリアスポイラー
装着してスパルタンなデザインで登場しました。

レースカーはコンセプトカーのみで
レースへの参戦はなかったようです。
そして、その生産台数は197台ということなので
この1台は貴重な1台と言えますね。


続いては3代目GT-Rです。
こちらは第2世代と呼ばれています。

2代目のGT-Rの生産が終了した後は
時代の流れでしょうか?
スカイラインのスポーツモデルは発表されていますが
「GT-R」というネーミングはありませんでした。

それが、1989年5月22日
ついに8代目のスカイラインのトップモデルとして
発表されます。
実に16年ぶりです。
そして、この復活から新たな伝説が始まります。

1990年の全日本ツーリングカー選手権
第1戦に日本サーキットから始まり
数々の勝利を収めます。
その圧倒的な強さは
シリーズ全戦でポールポジション獲得・優勝。
1993年には7台のGT-Rが参戦という
ワンメイク状態になったそうです。

心臓部はみなさまお馴染みのエンジン「RB26DETT」
さらに
「ATTESA E-TS」電子制御トルクスプリット四輪駆動システム
「Super HICAS」電子制御四輪操舵機構

などなどハイテク技術を兼ね備え
最大出力は280PS/6,800rpm
最大トルクは36.00kgf·m/4,400rpm

すばらしいスペックが与えられます。

続いては4代目のGT-Rです。
上の写真に写っている白色のほうです。
少しボディサイズが大きくなりましたが
さらに進化を続けます。

心臓部は同じ「RB26DETT」
最大出力は280PS/6,800rpm
最大トルクは37.50kgf·m/4,400rpm

モータスポーツにおいても
全日本GT選手権ル・マン24時間レースでも
活躍しています。


そして、これがスカイラインGT-Rを名乗る
最後の車5代目です。
上の写真では、レース仕様のGT-Rの後ろの車です。
はっきりしない写真ですいません。

心臓部の「RB26DETT」
最大トルクが40.00kgf·m/4,400rpmdまで引き上げられ
さらに進化します。
直列6気筒のエンジンとしては完成形ではないでしょうか?
今でも、多くファンを虜にするエンジンです。

モータスポーツでも同様に活躍
全日本GT選手権
ニュルブルクリンク24時間レース
スーパー耐久

まだまだ、私にとっては記憶に新しい出来事です。
このあと、スカイラインGT-Rの名称から
スカイラインが外れてGT-Rとなりますが
DNAはしっかり受け継がれていると思います。

その他にもGT-Rではないですが
数々のスカイラインが展示されていました。


これはケンメリでしょうか?
続いては「スカイライン ジャパン」です。



先頭的なフェイスは通称「鉄仮面」
こちらも、搭載する4気筒のFJエンジンは
スポーティーな走りを実現します。
レースでも活躍してました。



そして、
R32ですね。復活したGT-R
私的にこれは別格です。


これは、たしか「トミーカイラ」チューンだったと思います。
違ってたらすいません。



こんな感じで、歴代の名車が盛りだくさんです。
このイベントは12月1日まで
続いているそうです。
車好き、日産好き、スカイライン好き、
だったらたまらないと思います。

お値段は10月から値上がりしたんですね
1200円でした。
ですが、十分に納得できる場所だと思います。

石川県の観光どころ
山中温泉、山代温泉、片山津温泉、粟津温泉
などに来られた方は
帰りにちょっとよってみると
なかなか良い思い出になるのでは
ないかと思います。

というころで、
今日は石川県の小松市にある
「自動車博物館」より
おじさんのあこがれのマシン
「スカイラインGT-R」をお届けしました。