お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
今日は街中で見つけたこの車です。
見た目からそのままです。
市販車の最高性能が問われる
世界ラリー選手権WRCで日本を代表する車です。
三菱自動車の
「ランサーエボリューション」たぶん「Ⅲ」
ではないかと思います。
ファンのみなさま違っていたらすいません。
このレース、みなさまご存知でしょうか?
一歩前の道も見難く
路面状況も想像を絶します。
その中を信じられないスピードで走り抜ける
若かりし頃は、車の運転が上手くなって
こんな感じで手足のように乗りこなしてみたい
そんな夢物語に、少しでも近づきたいと真剣に思い
あてもなく車を走らせていたことを思い出します。
もし、こんなラリーの世界が気になる方が
いらっしゃいましたら
こちらの動画をチェックしてみてください。
メチャメチャすごいですよ!
WRC 1998 LANCER EVOLUTION
そんな「世界ラリー選手権(WRC)」ですが、
始まりは1973年、
昭和のおじさまには特別な年です。
そうです。「スーパーカー」ブームですね。
数々の名車が登場しました。
フェラーリディーノ、
ポルシェのナローボディの73のカレラ
ロータスヨーロッパスペシャル
他にいろいろと思い出されます。
他にいろいろと思い出されます。
考えてみると、
「池沢さとしさん」の「サーキットの狼」に登場する車ばかりですね
ロータスヨーロッパスペシャル サーキットの狼 風吹裕矢 仕様
すいません脱線しました。
話を戻してWRCです。
このレース、路面状況も悪い中、車が凄いスピードで
カッ飛んでいく、そんなイメージしかありませんでしたが、
ルールを確認するとこんな感じでした。
公道や競技場に設けられた「スペシャルステージ(SS)」
と呼ばれるコースでタイムアタックを行い
順位を競います。
このSSとSSの間の公道も
「リエゾン」または「ロードセクション」と呼ばれ、
一般車と一緒に交通法規を守って走ります。
世界各地でレースが行われるのですが
標準的には木曜日から日曜日
3~4日間で競われ、
走行距離は1000キロから2000キロ
と言われます。
その中の「スペシャルステージ(SS)」は
300キロから400キロ
そこでの走りがこのレースの結果に直結します。
走る車は、市販車として一定の台数を生産されたもの
がベースの車両となるので
よく見かける車が走っています。
レース内容は信じられませんが
車だけ見ていると親近感が湧いてくるのは、
車だけ見ていると親近感が湧いてくるのは、
私だけでしょうか?
今回、ご紹介しているこの
「ランサーエボリューション」は
その世界ラリー選手権、「WSC」の
ホモロゲーションの取得を目指すために
限定生産販売されたスポーツモデルなのです。
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※”ホモロゲーション(Homologation)”とは、
「承認」「認証」という意味であり、
FIA(国際自動車連盟)などの機関による
公認レースに出場する車両に課される規定と、
それにともなう認証のことです。
※”ホモロゲーション(Homologation)”とは、
「承認」「認証」という意味であり、
FIA(国際自動車連盟)などの機関による
公認レースに出場する車両に課される規定と、
それにともなう認証のことです。
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なので特別なモデルです。
車体構造の変化から
第1世代、第2世代、第3世代、第4世代と進化し
最終形は2015年に
ランサーエボリューション ファイナルエディション
が登場しています。
初代のスペックは
エンジン型式:4G63(ターボ)
エンジン 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
排気量 1,997 cc
最大出力 250 ps / 6,000 rpm
最大トルク 31.5 kg・m / 3,000 rpm
です。
トップの写真のランサーエボリューションIII(たぶん)
になると
エンジン型式:4G63(ターボ)
エンジン 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
排気量 1,997 cc
最大出力 270 ps / 6,250 rpm
最大トルク 31.5 kg・m / 3,000 rpm
です。
それが最終形、2015年の
ランサーエボリューション ファイナルエディションでは、
エンジン型式:4B11 MIVEC (ICターボ)
エンジン 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
排気量 1,998 cc
最大出力 313 ps / 6,500 rpm
最大トルク 43.7 kg・m / 3,500 rpm
その進化は、こんなスペックだけでは
語れません。
ランサーエボリューションIVから導入された
アクティブ・ヨー・コントロール(AYC)
後輪左右の駆動力差により発生する
ヨーモーメントを制御し
回頭性と旋回限界の向上させる技術です。
また、ランサーエボリューションVIIからは
アクティブ・センター・ディファレンシャル(ACD)
センターデフ差動制限力を制御させ
トラクション性能と回頭性の両立させる技術です。
興味がある方はこの動画をご覧ください
進化の過程を解説してくれています。
ランサーエボリューション 走りで見る進化の歴史【Best MOTORing】2002
動画を見ていると、このような、競い合って開発した技術が
一般の車にもフィードバックさせ、素晴らしい現代の車に繋がった
んだだなあ・・・そんなふうに感じます。
一般の車にもフィードバックさせ、素晴らしい現代の車に繋がった
んだだなあ・・・そんなふうに感じます。
ですが、個人的には、
トップの写真の世代、
アンダーステアが強く、ブレーキも弱い
ですが、車がすごく軽く軽快感があり
乗りやすくまとまった車
そんな、未完成の部分を持つ車を乗るのも
ちょっとした楽しみかもしれない
そんなふうに思いますが
もしかして共感していただける方、
いらっしゃいますでしょうか?
いやいや、私がちょっと変わり者ですよね。
好みはそれぞれですが、
あなたは、こんな走るために生まれた1台
興味はありますか?
あなたは、こんな走るために生まれた1台
興味はありますか?
ということで
今日は、まさに現代技術までの道のりを開発したマシン
「ランサーエボリューション」
をご紹介しました。
今日は、まさに現代技術までの道のりを開発したマシン
「ランサーエボリューション」
をご紹介しました。