さくら日記でございます。

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★「季節の変わり目「節分」、 ここで邪気を払ってグットな日々を過ごしましょう」

2020-02-04 05:58:12 | 「その他」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

昨日は「節分」
みなさま、豆まきしましたか?
ということで、
今日はその「節分」についてです。

小さいお子様がいらっしゃる家では
豆まきされてるかもしれませんね。

今では、あとの掃除を考えて
豆まきに使う豆は
小分けにした袋に入っている物や
殻つきのピーナッツを使っている
こともあるようですね。

 
 
ですが、正式には「炒った豆」を使うことが
作法らしいです。

なぜなんだろう?ちょっと気になったので
いつものようにネット検索してみました。

■「節分」とは

まずは、この「節分」
季節を分けるという意味で「立春、立夏、立秋、立冬」
の4回を指す
そうです。

その中でも、立春が一年の始まりとして尊ばれる
ようになり、次第に春の節分のみを指すように
なっていった
そうです。

といっても2月は冬まっただ中では
ないかと思いますが
暦上では立春から5月初旬の立夏までを
「春」
としているそうです。

そして、昔の暦では「立春」が1年の始まりを示す「お正月」
「節分」はその前日「の大晦日」ということになります。
こんな節目に豆をまく習慣になったんですね

■なんで「豆」をまくの?

続いては、なんで「豆」をまくの?です。
これは、中世の陰陽道の話になりますが
節分が1年の中で
陰から陽へと秩序が最も変わる日とされ
そんな時には、鬼や魔物が出現しやすい
と考えられていた
からなんだそうです。

そして、もともは中国で鬼祓いの儀式
をしていたのが、奈良時代に日本に伝わり
「豆」をまく習慣になったのは
室町時代から
のようです。

といっても鬼なんて空想上もの
そんなの出てくるわけないじゃん。
ってことですが、

という語は陰(おん)に由来し
それは、目には見えない邪気のことを指します。

災害、病、飢餓など人間の想像力を超えた
恐ろしい出来事はすべて鬼の仕業と
昔の人は考えた
んですね。

そして、虎のパンツをはいた
鬼のイメージにも意味があるようで
鬼が住むのは鬼門、丑寅の方角です。
だから、鬼は牛(丑)の角と虎(寅)牙を持ち
虎の皮のふんどしをしている
ということです。

そんな鬼をやっつけるのが「豆」なんですが
大豆には穀霊が宿るとされ
魔の目(まめ)に豆をぶつけて
魔を滅する(摩滅=まめ)という意味

更に炒った豆
「豆を炒る」=「魔目を射る」で「魔滅」
こんな意味も込められています。


なので、その鬼、邪気を祓うのが「節分」の豆まきなんですね。
毎日通勤途中で通る神社には
トップの写真ように
「節分の福豆」は左の社務所へどうぞ
との張り紙がありました。
神社で分けてもらった「豆」
だったら、なお良いかもしれませんね。

■「節分」についてその他にあれこれ

節分のまめをまく人は、
一般的にはその年の「年男」「年女」がは縁起が良い
厄年の人は厄払いになるといわれ豆をまく
というのがありますが、
実際はだれがまいても構わないということです。

そして、こんなのもあるそうです。
日蓮宗では法華経の守護神である
鬼子母尊人(きしもそんじん)をお祀りしていることから
「鬼は外」とは言わず
「福は内」の掛け声で豆をまく
そうです。

また、掛け声を漢字で書くと
富久者有智(ふくはうち)遠仁者疎途(おにはそと)

富を得る人は智慧があり
慈悲から遠ざかる人は道がわからない

身の回りの人に親切を施すと
必ず幸福を得ることになり
「家内安全」「商売繁盛」につながる

逆に慈悲の心から、離れる人はみな
自己中心的な考えで行動し
世の中の人から嫌われ不幸になってしまう。

人に優しくできない時は
心の中に鬼がいるということ
自分の心に角が生えたら、だれも怖がって
寄ってこない。

だから節分に心を改めることが大切
新しい年に福が訪れるように
豆をまくとともに「感謝と親切」を
心掛けなきゃ

とのことです。
実はこの動画からの抜粋です。よかったらどうぞ

節分のお話

あと、久々に日本昔話が気になって
みてみると、こんなのがありました。

節分の鬼 

これは、逆に「鬼は内」との掛け声
で幸せになったって感じですが
先ほどの慈悲が大切というメッセージなのでしょうか?

そのへんは、ちょっとわかりませんが
みなさまはどのように感じましたか?

ということで、
今日は「季節の変わり目「節分」、
ここで邪気を払ってグットな日々を過ごしましょう」
でした。