明日は、市場のトレードフェア・・・
チューリップも一応注文をとります。
我が家のスタイルは・・・ほんのり色づき始めた状態での出荷です。
豪華じゃないので価格は、つけにくいんですけど・・・毎年このスタイルを続けています。
この状態で外で管理すれば一ヶ月、長持ちしますよ~
必要なのは、水だけ・・・色づけば日陰でも大丈夫です。
若い蕾もふっくらと育っていることを確認して購入してください。
葉っぱが柔らかいものは、寒さに耐えないかも?
普通の生産者は、まだ出荷しませんけどね・・・
こんなに開放した状態で管理してます。
夜もこのまま・・・
寒さに十分なれているのでこのまま外においても大丈夫なんです。
30数年チューリップを作り続けてたどり着いた栽培方法です。
※ チューリップに関わったのは、私が23歳のころ?
新潟県の球根組合が、アメリカに輸出するはずだったチューリップがキャンセルになって困っているから買ってくれないかと奈良県の種苗会社からすすめられたのがきっかけですね・・・
チューリップなんて栽培経験がなかったんですけど・・・とりあえずハウスの中に植えました。
当時は、切花主体でしたから・・・簡単に咲いてくれると期待してたのに・・・結果は、全滅〔花が〕ほとんど咲いてくれませんでした。
レッドマタドールって言う品種は、ビニールハウスの中で咲かせるのが困難だと、あとからわかりました。
花が咲かなかったおかげで球根は、たくさん出来てしまったんです。
その時は、ハウスの中に植える技術がないので水田に植えてました。〔その後、12月末に咲かせる技術もマスターしました。〕
九州では出来ないって言われていた球根生産・・・なぜかこの品種は可能だったようですね・・・
だんだんと球根も増えていって最盛期には、50万本?ほど畑で咲き乱れてました。
球根って言うのは、条件が悪いと全て全滅する怖い作物・・・花なんて一個だけだし・・・やり直しのきかない植物ですね・・・
あ~話が長くなりそう・・・続きは、またの機会に・・・