355)解糖系を阻害しながらクエン酸回路(TCA回路)を活性化するとがん細胞は死滅する?

図:クエン酸回路(TCA回路)の産物であるクエン酸は解糖系のホスホフルクトキナーゼをフィードバック阻害する作用がある。したがって、食事や飲料として多量のクエン酸を摂取するとホスホフルクトキナーゼ活性の阻害によって解糖系を抑制できる。2−デオキシグルコース(2-DG)はヘキソキナーゼを阻害するので、この2つ(クエン酸の大量摂取と2-DGの摂取)の組合せは解糖系を効果的に阻害できる。ジクロ . . . 本文を読む
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