368)漢方がん治療におけるメトホルミンと2-DGの併用

図:糖尿病治療薬のメトホルミンはミトコンドリアの呼吸酵素を阻害してATP産生を低下させる。その結果、AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を活性化し、mTORC1(哺乳類ラパマイシン標的タンパク質複合体1)を阻害してがん細胞の増殖を抑制する。最近の研究で、メトホルミンは、解糖系でグルコースをグルコース-6-リン酸へ変換するヘキソキナーゼを阻害する作用が報告されている。つまり、メトホルミンは解糖 . . . 本文を読む
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