369) 代謝と分化を制すれば、がんを征する(その①):がん細胞の分化誘導は可能か?

図:がん細胞では、DNAメチル化やヒストン脱アセチル化によるエピジェネティック(epigenetic)な機序によってがん抑制遺伝子などの遺伝子の転写が抑制されている。細胞の増殖や分化やアポトーシスに関与する遺伝子の発現に作用する核内受容体のリガンドによる活性化はがん治療のターゲットになっているが、転写因子が転写調節領域にアクセスできないとこれらの核内受容体のリガンド(受容体に特異的に結合して活性化 . . . 本文を読む
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