443) パルミトイルエタノールアミド(その4):モルヒネ耐性の抑制

図:オピオイド受容体が長期に刺激されると、次第に耐性ができて、同じ鎮痛効果を得るのにより多くの量が必要になる。この耐性の獲得のメカニズムとして受容体の脱感作(感受性の低下)がある。これは受容体のリガンド(作動薬)に対する親和性の低下、受容体とGタンパク質の脱共役、受容体の細胞内移行による細胞表面からの受容体の消失、受容体の数の減少などによって起こる。さらにオピオイドを長期に使うと、中脳水道周囲灰白 . . . 本文を読む
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