506)代謝をターゲットにしたがん治療(その1):ミトコンドリアを活性化するとがん細胞の増殖・転移が抑制される

図:(上)非増殖細胞(正常細胞)では、グルコースは解糖系でピルビン酸に変換されたあと、ほとんどのピルビン酸はミトコンドリアに入り、TCA回路と酸化的リン酸化(OXPHOS)でATP産生に使われる(1)。酸化的リン酸化の過程で活性酸素が発生する(2)。細胞には活性酸素を消去する抗酸化システムが備わっている(3)。ATPが過剰に産生されると、フィードバック機序で解糖系の活性を抑制する(4)。 (下)が . . . 本文を読む
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