509) 代謝をターゲットにしたがん治療(その4):抗酸化システムを阻害するオーラノフィンとジスルフィラム

図:スルフヒドリル基(-SH)が酸化されたタンパク質は凝集し(1)、ユビキチン化されてプロテアソームで分解される(2)。チオレドキシン(Trx)は酸化したタンパク質を還元作用によって元に戻す(3)。酸化されたチオレドキシン(Trx)はチオレドキシン還元酵素によってNADPHを使って還元型に戻される(4)。オーラノフィンはチオレドキシン還元酵素を阻害する(5)。ジスルフィラムの代謝物質(ジエチルジチ . . . 本文を読む
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