510)代謝をターゲットにしたがん治療(その5):ケトン食はがん細胞の酸化ストレスを高める

図:上図で赤の矢印と文字は活性化あるいは増えていることを示している。 (左図)がん細胞ではミトコンドリアの呼吸鎖の異常などによって酸素を使ってATPを産生すると活性酸素の産生量が増える状況にある。そこでがん細胞ではミトコンドリアでのATP産生(酸化的リン酸化)を抑制して酸化ストレスの増大を防いでいる。そのため、酸素を使わない解糖系が亢進していて乳酸の産生が増えている。また、ペントース・リン酸経路が . . . 本文を読む
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