671)断酒薬ジスルフィラムはがん幹細胞の抗がん剤感受性を高める

図:がん組織にはがん幹細胞と呼ばれる細胞が存在して、通常のがん細胞(成熟がん細胞)を供給しながらがん組織を構成している(①)。成熟がん細胞は抗がん剤で死滅しやすい(②)。しかし、がん幹細胞は死滅しにくいので抗がん剤治療で生き残る(③)。がん幹細胞は腫瘍形成能を持つので、生き残ったがん幹細胞が増殖して、抗がん剤治療を繰り返すと抗がん剤抵抗性のがん幹細胞が増え、さらに腫瘍は増大する(④)。ジスルフィラ . . . 本文を読む
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