739)断酒薬ジスルフィラムの抗がん作用(その1):アルデヒド脱水素酵素阻害作用

図:がん組織の中にはアルデヒド脱水素酵素1(ALDH1)を多く発現するがん細胞(ALDH1と記載)が存在する(①)。ALDH1の発現が多いがん細胞はがん幹細胞の性状を有し、抗がん剤耐性の性質を持つ(②)。ALDH1の発現が少ないがん細胞は抗がん剤で死滅しやすいが、ALDH1陽性のがん細胞は抗がん剤に抵抗性なので、生き残って増殖する(③)。がん幹細胞は腫瘍形成能を持つので、生き残ったALDH1陽性の . . . 本文を読む
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