772)新型コロナウイルス感染症と肥満細胞(その2):パルミトイルエタノールアミド

図:肥満細胞(①)は中身の詰まった顆粒を多数有しており、この顆粒の中にはヒスタミンなどの炎症性メディエーターが含まれている。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が肥満細胞のトル様受容体(TLR)に結合すると(②)、肥満細胞が活性化され、「脱顆粒」と呼ばれるプロセスを経て(③)、顆粒内部のヒスタミンをはじめとする炎症性メディエーターが遊離する(④)。肥満細胞から放出された炎症性メディエーターは . . . 本文を読む
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