771)新型コロナウイルス感染症と肥満細胞(その1):抗ヒスタミン剤はサイトカインストームを抑制する?

図:肥満細胞(①)は中身の詰まった顆粒(②)を多数有しており、この顆粒の中にはヒスタミンなどの炎症性メディエーターが含まれている。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が肥満細胞のトル様受容体(TLR)に結合すると(③)、肥満細胞が活性化され、「脱顆粒」と呼ばれるプロセスを経て(④)、顆粒内部のヒスタミンをはじめとする炎症性メディエーターが遊離する(⑤)。ヒスタミンはマクロファージのヒスタミン . . . 本文を読む
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