今日は二十四節気の中の
「清明」
です。<セメイ>です。
この「清明」についてまたも横道です。この言葉は「古事記」にも見られます。例のスサノヲが高天原を訪ねて行った時、
“汝心之清明何以知<イマシノココロノ アカキコト イカニシテシラマシ>
とアマテラスが尋ねます。この読み方ですが「清」と「明」の2字で<アカキ>と宣長は読んでいます。また、万葉集の中大兄皇子の歌の
“わたつみの 豊旗雲に 入日さし
今夜乃月夜 清明 己曽<コヨヒノツキヨ スミアカク コソ>”
(教科書などには <アキラケク> とも)
にもあります。漢読みでなく、大和言葉に漢字を当てはめて書かれたのでこのようなことが起きたのですが、日本語とは本当に面白いですね。その奥の深さに驚くやら感心するやらの今日の「清明」の日です。それとは関係はないとは思いますが、今日は朝から雲一つない誠に上天気そのもので、でからりと太陽が照り輝いて、それこそ「アキラケク」「スミアカク」コソの日です。
「清明」
です。<セメイ>です。
この「清明」についてまたも横道です。この言葉は「古事記」にも見られます。例のスサノヲが高天原を訪ねて行った時、
“汝心之清明何以知<イマシノココロノ アカキコト イカニシテシラマシ>
とアマテラスが尋ねます。この読み方ですが「清」と「明」の2字で<アカキ>と宣長は読んでいます。また、万葉集の中大兄皇子の歌の
“わたつみの 豊旗雲に 入日さし
今夜乃月夜 清明 己曽<コヨヒノツキヨ スミアカク コソ>”
(教科書などには <アキラケク> とも)
にもあります。漢読みでなく、大和言葉に漢字を当てはめて書かれたのでこのようなことが起きたのですが、日本語とは本当に面白いですね。その奥の深さに驚くやら感心するやらの今日の「清明」の日です。それとは関係はないとは思いますが、今日は朝から雲一つない誠に上天気そのもので、でからりと太陽が照り輝いて、それこそ「アキラケク」「スミアカク」コソの日です。