進出せず、実だけ取る。
中国事業のリスクを最小限にする。
昨日、中国と生きる道「5つの切り札」について、日経ビジネスの記事について掲載しましたが、今日は、その「切り札」の一つである「進出せず、実だけ取る。」について掲載します。
記事によると、「中国事業のリスクを最小限にするには、現地に拠点を構える形の進出はせず、実利だけを得るやり方がある。」として、玩具メーカーのバンダイの事例を紹介している。
同社の海外生産比率は約8割で、そのうち96%を中国で生産しているが、しかし、バンダイでは中国に自社工場を持っていないという。
ではどうしているかというと、現地の生産委託先から中国や世界に出荷しており、自社工場は、日本とタイのみで、現在、今夏の稼働を目指し、フィリツピンに新工場建設中とのこと。
中国には、あくまでリスク軽減のため、現地メーカー13社に生産委託。生産委託なら、投資や雇用の必要がない。いわゆる「進出せず、実だけ取る。」ということだ。
又、新潟県の岩塚製菓の事例を取り上げている。同社は、台湾・中国系の旺旺と連携し成功しているという。旺旺の新製品はすべて岩塚製菓の技術指導を経て生産。工場内の衛生管理もすべて導入。出資もしており、旺旺が中国本土に進出する財務的な基盤も支えたとのこと。
旺旺との連携は、反日の影響も受けない。これまた、進出せず、実だけ取る事例として注目される。
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