地方創生どうなる?
うまくいくのだろうか。
政府の2015年度予算案は地方創生関係の予算は7,225億円。2014年度補正予算案の4,200億円と合計すると1兆1,000億円を超える予算となるようだ。
これまでの政府の方向性からみれば、びっくりする地方創生への力の入れようだ。地方重視は、地方にとってはもちろん期待しているが、はたしてうまくいくのかどうか、まだ疑心暗鬼だ。
政府によると、地方創生のための財政支援の当面の柱は2つあるようだ。
一つは、「地方創生先行型」であり、地方へのU・I・Jターン助成金、販路開拓、創業支援など。
二つ目は、「地域消費喚起・生活支援型」であり、プレミアム付き商品券、低所得者等を対象にした灯油等購入助成、ふるさと名物商品・旅行券などだ。
特に、2つ目は、これまでも会った様な施策だ。これらで地方が創生できるのであれば、これまでにも達成できていたのではないかと、疑問もある。
今までの施策の検証もせず、あれよあれよの施策、選挙対策といわれても仕方ない面もある。
事業実施主体となる都道府県や市町村の側も、どうもあたふたとしている面があるようだ。短期間に地方の戦略計画をと言われても、直ぐにと言うわけにはいかない。今まで、関係・各界の事業実施に係わる第一線の意見等を聞いたと話も聞かない。
どうも、お金をぶら下げられて、慌てている感がある。本当に地方創生はうまくいくのか。まだ疑問もある。
時間は掛かっても、しっかりと我々NPO法人等含めた第一線の事業主体となりうる機関・団体等の意見も組み込んだ戦略づくりを期待して止まない。
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