関西曽於企業家クラブの定例会に参加しました。
今回は、定例会の前の視察地は、東福寺境内の一角にある即宗院でした。
即宗院は、薩摩藩の畿内の菩提所である。当境内にあった茶亭「採薪亭」で、明治維新の際に西郷隆盛と月照上人(京都京水寺の勤皇僧)が、幕府の難を逃れつつ幕府転覆の策を謀るための密会をしたことで有名なお寺です。
現在は、採薪亭は現存しないが、狐狸が闊歩する東山三十六峰の一つ「慧日山」の裾野にあり、新撰組や幕府の追っ手を逃れ謀議するには格好の隠れ処であつた所です。
ここに、西郷は、1868年の鳥羽伏見の戦いに際しては、当地に薩摩軍の屯営を構え、本院の裏山山頂に砲列を敷き、淀より進む幕府軍に向かって砲撃を加え、勝利を手中にしたところです。倒幕後、西郷は明治維新で戦死した霊を供養するため斎戒沐浴し、524霊の揮毫を行い、明治2年に「東征戦亡の碑」を建立しています。
今回は、関西曽於企業家クラブの西留会長に手配を戴き、当クラブの定例会の前に、薩摩藩の当菩提所に墓参しました。ちなみに、即宗院は解放されていないので、個人では中に入れません。
私、個人としては、鹿児島県の大阪事務所勤務時代に、京都鹿児島県人会の主催される「薩摩藩菩提所の墓参及び掃除会」に3度参加以来、4回目の墓参でした。再訪できて、お盆前に県人会の皆さんと汗を流し、墓掃除した思い出が蘇り、しばしとても懐かしい気持ちにさせられました。
薩摩東征戦亡の碑 東福寺の見学
紅葉はまだでした。 関西曽於企業家クラブの皆さん(昼食会場)
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/
西郷さんと月照さんがねぇぇぇ
錦江湾に2人飛び込み自殺、西郷さん蘇生の場所は聞いてるけど。
京都で密会の場所があり、そこは薩摩藩の墓地
とはね。
当時の薩摩藩の活動はすごいですねぇぇぇ。
今は鹿児島はそんな元気?ないよねぇぇぇ。
少し考えさせられます。