・高校生から見た企業へのメッセージです。
・学生にとって実践的な知識が必要である。と考えている鹿児島情報高校の学
生さんからのメッセージです。
今回も、鹿児島大学が9月に実施した「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト事業」に参加した学生さんです。
今回はプレップ科1年生の笛田千賀さんです。
将来社会に出て、モノづくりに携わる仕事がしたい人にとって、大切なのは知識だけではないと思う。
勿論、知識も多ければ多いほど役には立つのだが、それよりも不可欠なのが、実践的知識である。
ところが学生は、実習の授業を受けることはあるものの、校外に出て、企業や工場で行う実地研修はそうそうない。 それは、私達学生が自ら進んで、実地研修ができる環境(夏休みに募集している体験活動や、市・県、あるいは県内の企業主催の講習会等)に飛び込んでいかないことも一因である。
しかし、そのような環境が用意されていないことも大きな原因ではなかろうか。 確かに、実地での訓練を全くしていない学生が工場にやってきて、見学や軽い体験活動を行えば、仕事の邪魔にはなる。
このままでは鹿児島の技術者のタマゴの実践的知識は衰えるばかりだ。これは私の理想に過ぎず、大人達にとっては「何も知らない学生のくせに生意気な」と思われることなのかもしれないが、
できるならば、都内のようにもっと共同開発や、工場見学などができる機会を増やしてほしいと思う。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com
まだ高校生なのに、足りないものはなんなのかということを、真剣に考えられるということは素晴らしいことだと思います。