天文館宇宙情報館
宇宙への架け橋役を担う民間人の熱い思い
一昨日、宇宙情報館を運営する奥山館長にお会いしました。
本業は、天文館で「うなぎの末よし」の代表取締役会長。一見意外な方が運営されているのにも驚かされるが、かごしま企業家交流協会の是枝理事長と鹿児島工業高校での同窓という縁で、一緒にお会いして、館内を拝見しました。
日本で唯一、種子島と内之浦にロケット基地を有する鹿児島県は宇宙に一番近い県と言われており、また、天文館(明時館)は第25代島津藩当主・島津重豪が創設した天文観測の先覚地でもあります。このような宇宙に深い縁りがある天文館の中心に、宇宙情報館を昨年4月オープンし、運営されています。
宇宙情報館では宇宙航空研究開発機構(JAXA)や国立天文台、鹿児島大学、鹿児島人工衛星開発協議会の協力で、ロケットや人工衛星、天体観測に関する情報を展示。
種子島から打ち上がったH-ⅡBロケット発射の大音響体験コーナーや、電波望遠鏡を使った天の川銀河の立体地図作り計画「VERA計画」を紹介する3D映像コーナーなどが展示されています。
おもしろいのは、売店では大変珍しい宇宙食・JAXAグッズ・東日本応援の岩手銀河鉄道の商品等を揃えてあり、奥山館長自らも開発日本初の宇宙うなぎを展示・販売されています。
何より驚いたのは、この宇宙館は、奥山館長が自ら私財で整備・運営されていることです。運営にも年間1千万以上の経費がかかると言うから、この宇宙館運営で、地域づくりにつなげようと言われるから、将に驚きです。
ぜひ、一回、天文館散策の場所として訪れ、この熱い思いを持った奥山館長の話を聞きながら、宇宙への夢を広げて見て下さい。お薦めです。
かごしま業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/
かごしま暮らしネット hpp//www.kagoshima-kurashinet/
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