地域イノベーション創出研究開発事業公募説明会開催される。
平成22年度補正予算の国会承認が前提
今、国会で審議されている補正予算だが、承認を前提に、九州経済産業局の地域経済部技術企画課の「地域イノベーション創出研究開発事業公募説明会が鹿児島大学内の産学連携推進機構で開催されました。
これは、研究開発を起点とした新事業、新産業創出による地域経済の活性化を図るために、地域の中小企業をはじめとする産学官の研究開発リソースを最適に組み合わせた研究体による研究開発を実施するものに、国が採択すると事業を委託するものだ。
予算規模は全国ベースで15億円で、
①一般型として、全国的に広く波及効果が期待される事業が3千万超~1億円以内
②地域資源活用型として、県域を越える波及効果が期待される事業が5百万円超~3千万
以内となっている。
来年度事業の先取りという説明がなされ、22年度の補正予算だが、23年度末までの委託期間ではあるが、支払いは精算払いなので、24年3月以降の支払いになるとのこと。
概算払いとか、前金払いができないと、弱小の中小企業ではチャレンジが厳しい内容になっている。今、なかなか日本の中小企業の製品の販路拡大が伸び悩んでいる中で、新たな製品の研究開発が求められており、この事業に対する関心は高く、大学の関係者など多くの参加があった。
だが、景気対策でもあるはずなのに、国の予算執行面での配慮・工夫がなされていないので、チャレンジしようにも資金面でのハードルが高く、気になる説明会でした。
かごしま企業家交流 協会
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