これはおもしろい。
クモの糸で日本を資源国に。
クモの糸は軽くて強く、さらに伸縮性に富む“最強の素材”と言われる。
私の知り合いの開発者も以前から、クモの糸、特にクモの能力に注目している。
今回、クモの糸を人工的に作る方法を編み出そうと挑むベンチャー企業の話だが、実現すれば石油に頼る工業製品の開発が大きく変わる可能性がある。
地球上には4万種類以上のクモが存在し、それらが1個体から7〜8種類の糸を吐く事ができるため、特性の異なるクモ糸が20万種類以上存在するという。
このクモの糸は“夢の繊維”と呼ばれており、その強靱(きょうじん)性/タフネスは炭素繊維やアラミド繊維の数倍もあり、実用化に向けて、世界中の研究者が研究に取り組んできたが、実用化を阻む壁は大きく分けて二つあり、一つは生産コスト、もう一つは安全性の問題だそうだ。
この実用化にチャレンジしているのが、バイオベンチャーのスパイバー(山形県鶴岡市)。
クモ糸の組成にヒントを得た合成繊維の量産技術を確立するため、鶴岡市に試作工場を建てると発表した。クモ糸繊維は強度と伸縮性を兼ね備えた「夢の繊維」といわれる。両社は用途開発を進め、4年後の実用化をめざしているそうだ。
スパイバーは慶応大学先端生命科学研究所(鶴岡市)でクモの糸を研究していた関山和秀社長が設立したベンチャー企業。
このクモの糸で、日本が資源国②なる日を楽しみに待ちたい。
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