よかど!鹿児島

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桜島大正噴火100周年/鹿児島の話題・情報(188)

2014-01-09 14:24:47 | 鹿児島の話題・情報

1914年1月12日桜島・大正噴火

20世紀国内最大級の大噴火

今から100年前、大正3年(1914年),おとそ気分がまださめやらぬ正月12日の午前10時5分。

突如!南岳が轟然として噴火を始め,1時間もしないうちに鹿児島市内に降灰が始まった。
噴火は連続して起こり,次第に熾烈になり,11時半頃には岩石が噴出し始め,昼過ぎには桜島全島が黒煙,白煙に包まれた。

               

さらに、夕方6時半頃には,激しい地震が発生し,鹿児島市内では家屋や石塀が倒壊。火影が拡大し,夜になって爆発音はさらに熾烈になったという。この爆発は数日続き,2月の中旬頃になってようやく下火になったとのこと。

この噴火で流出した溶岩が,それまで錦江湾に浮かぶ文字通り島だった桜島と、大隅半島の間の幅400m,深さ72mの海峡を埋め尽くして,桜島は陸続きとなったのである。

そのすさまじい降灰を物語っているのは、今も残る黒神地区の埋没した鳥居である。ご覧になった方も多いと思います。

           大正3年噴火で埋没した鳥居 


又、この時の噴煙は,上空8,000Kmに達し,遠くカムチャッカ半島にまで灰を降らせたというからすごい。ただ、これだけの大爆発で犠牲者は,死者35人,行方不明23人。非常に少なかったというべきではないだろうか。

この大正大噴火から今月12日に100年を迎える。私達は、この大噴火を改めて検証し、今後の防災対策や予防対策に生きた事例として活かすべきであり、その意味では、全国の先進事例というべきだろうと思います。

かごしま業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/

かごしま暮らしネット  hpp//www.kagoshima-kurashinet/


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