総選挙が公示されました。やれ、子ども手当だ、やれ、子育て支援だなど突然降って湧いたように2大政党が大宣伝しています。そんなことこれまで言ってましたっけ? 言っていたならごめんなさいですが、どうも違和感がありますね。福祉や教育、子育て支援といったことについてのこれまでの姿勢を振り返ることなく、なんか目先のことだけ言われてもどうなんでしょうかという気分です。
大事なのはそんなことではなくてどういう国を作っていくのかということであって、そういうものがあまり感じられないようなのですが。マスコミは政権交代、政権交代としきりに騒ぎます。まあ騒がないと商売になりませんから、それに乗ってしまうんでしょうがね。でも国民の意識はちょっと違うように見えますね。
5ヵ月前のことですが『朝日』が行った政治・社会意識基本調査というのがあります。以下のような内容です。数字は%。
●望ましい政権の形とは 自民中心 11
民主中心 15
大連立 19
新しい形 46
●民主党政権になったら 良くなる 19
悪くなる 12
変わらない 59
●自民党と民主党の政策 大きな違いがある 25
大きな違いはない 67
●15年前の小選挙区制の導入 良かった 25
良くなかった 58
●どう呼ばれる国になってほしいか 福祉国家 35
平和文化国家 32
環境先進国 12
経済大国 10
科学技術先進国 8
●増やした方がよい予算(上位3項目) 医療福祉 85
雇用経済 67
農業食糧 61
●減らした方がよい予算(上位3項目) 公共事業 53
防衛 49
国際協力 37
さて、もう選挙は終盤に入ったと言われていますが、残りこれから投票日まで12日間。私自身の想いをできる限り多くの人に語っていきたいと思うのです。