昨日の晩ご飯の準備中のこと。電話が鳴ったので出ると「すみません、こちら朝日放送ですが、参議院選挙の電話アンケートのことでお電話させていただきました」と若い女性の何か恐縮したような声。まあ、確かに9時前頃だったので遅い時間と言えなくもないが、電話はさらに続けて「あのー、実は若い20代の方の調査がなかなか出来なくて困ってるんです。お宅にそういう方はいらっしゃらないでしょうか…?」
どうやら私ではダメなようなので、「はいはい、ちょうどいいのがいますよ。絶好の奴がね」「ああ、おられるんですか! ありがとうございます。すみませんが電話に出ていただくことはできないでしょうか?」
ということなので、2階にいたちょうど先月20歳になったばかりの二男に声をかけた。すると、えらく嬉しそうにしながら、電話口に出て受け答えをはじめた。この二男、実は政治にとても興味を持っていて、今回の初めて取得した選挙権にとても喜んでいる人なのだ。普段から「民主党はなやあ…」とか、「橋下知事は…」とか、「だから共産党はやなあ…」とかしょっちゅう話しかけてくる。まあ、今度の参議院選挙でどういう選択をするのかは知りませんが…。
さて、電話が終わった二男曰く。「この女の人あかんわあ。アンケートで『公民党』なんて言うんやから、なんもわかってないわあ!」。うーん、なるほど。まあアルバイトの人なのだろうが、それにしても、こういう選挙の世論調査って、統計学的には耐えうる調査なんかいなあ?とふと思ってしまった。