次は自然エネルギー本です。著者は藤永延代さん(自然エネルギー市民会議代表委員)です。
国民の圧倒的多数が、できることなら原発依存社会から抜け出したいと考えるようになりましたが、では現実問題として私たちがどのように 原発ゼロ社会に向けて転換していくのかについてはまだまだこれからの課題です。
この本では、福島原発事故発生の遙か以前から警鐘を発しながら自然エネルギーへの転換を市民の目線から訴え続けてきた著者が、現在進行中で、これからも長い間にわたって放射線で汚染され続けるこの国の今を鋭く見つめ、新しい社会への具体的な見通しを暮らしの視点で平易に語りかけています。
著者の藤永延代さんは関西電力の株主として株主総会に乗り込み、毎年歴代の社長に向かって原発の危険性を告発し続け、原発からの脱却を呼びかけてきました。また、自然エネルギー政策世界一のデンマークについては20年にわたって何度も現地調査をしながら、日本での導入について研究をしてきました。この本はきっと、みなさんが未来への確かな見通しを握るための一助となることでしょう。
●11月初旬発売予定
●A5判 100ページ
●予価1000円(税込)
ISBN9784889008753