次の新刊は再び上脇博之先生の本です。
『誰も言わない政党助成金の闇』。そう、政党助成金って一体何なんでしょうかね。これに関するさまざまなニュースを見るたびにどうもスッキリしない感じがしていました。
だいたい、赤ちゃんも払っている税金なのに「何に使ってもいいお金」ということ自体がすでに「闇」ですよ。だから裏で行われているいろんなことが報道されるんじゃないですか。
なんで今の安部首相が支部長をしていた支部のキャバクラの代金を税金で払わんとアカンの? はあ、国民なめとんかい!って思います。まあ、そんな個人的・感情的怒りもありますが、そこは上脇先生にちゃんと冷静に理屈にあった形で書いてもらいました。
また、国民のみなさんは、政党助成金は当然のもの、別に疑問も何も抱くことなく、決められた制度だからいいんじゃないって思われているのかなあという疑問もあります。
表紙裏には次のように書きました。ぜひお読みください。
「赤ちゃんからお年寄りまで国民1人当たり250円×人口数を毎年政党に交付する政党助成制度が1995年に始まり、昨年まで交付された総額は約5997億円です! 今年は約320億円の予定。所得格差が大きく広がる一方で、政党には毎年「何に使ってもいい」巨額の税金が支払われているのです。果たしてこれでいいのでしょうか。みなさん、どう思います?」