昨日、前日の記事にも書いたとおり、「貴士さんと祐貴さんが家族になりました!!」を祝う会を行いました。会場は大阪市北区にある「ダイニングIOR?I」という、昔の木造の倉庫か蔵のような建物をそのまま活かしたなかなかユニークな雰囲気のレストランで、手作りの祝う会です。
はじめに、この会の準備をすすめてきたメンバーの伊藤真美子さんがこの日を迎えるに至った経過を報告、続いて参加者を代表して中田進さん(関西勤労協)が、「2人の生きる姿は歴史の先駆者だ」と挨拶され、貴士さんの職場で尼崎医療生協の福島専務の乾杯の音頭で会が始まりました。
貴士さんと祐貴さんは、養子縁組に至った経過を役所とのやり取りなども含めて苦労話などもを報告、小部修さんによるサックス演奏で祝う会に花を添えていただきました。
2人はミツコとマツという2匹の猫と一緒に生活していますが、その猫たちの名前を借りた質問コーナーでは、会場から2人の馴れ初めについてなど多くの質問があり、貴士さんは早口で、祐貴さんは照れながら答えていました。
またLGBTって何?というような基礎的な学習資料も配布、貴士さんのレクチャーで性的マイノリティについて学びあう場にもなりました。
続いて職場の仲間やゲイの友人たちの挨拶も相次ぎ、会場はたいへんな盛り上がりへ。そしてお店オリジナルの四角い大きなケーキへの2人の入刀でそれはピークに達しました。
祝う会は最後に2人の挨拶とケイ・シュガーさんの生演奏で終わりましたが、参加者一同、2人が家族になったことを本当に心から喜んでいただいた、とてもいい集いになりました。
特に私は最後の祐貴さんの挨拶がとても心に響きました。貴士さんと出会って本当に良かったですね!! 歴史を切り拓いた2人のこれからに乾杯です。