次の新刊は、先のG7サミットの宣言に大いなる疑問を抱いた広島の市みなさんからの提案で出版化された本です。ぜひ全世界の人たちとも共有したいメッセージが詰まっています!
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G7広島サミットは本当に「成功」だったのか。賛否に揺れたヒロシマは、あの熱狂をどう捉えたか。被爆地としての視座を示す、必読の1冊。被爆者や若者、平和を願う市民31人の声を集約し、緊急出版! サーロー節子さん(カナダ在住広島被爆者)、川崎哲さん(核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員)、平岡敬(元広島市長)も寄稿!
・編集
・判型/頁数 A5判ソフトカバー/184頁
・本体価格 1400円
・出来日 9月22日
・書店発売日 10月6日予定
・ネット書店予約開始→Amazon
・執筆者と目次から
はじめに 神部 泰
足立修一 G7サミットを広島で開催したことにより核廃絶は前進したか
安彦恵里香 風化にあらがう
岡島由奈 G7広島サミットに向けて行った署名活動から学んだこと
岡久郁子 手立てを尽くして、「黒い雨」被爆者の救済を
忍岡妙子 核兵器廃絶の声を私たちはあげ続けます
神部 泰 平和への共同をさらに強く、大きく
小山美砂 空っぽだった「広島」 都合よく利用させないために
佐久間邦彦 広島のこころを踏みにじったG7「広島ビジョン」
佐々木猛也 ヒバクシャは、そして、われわれ広島市民は、「広島ビジョン」を拒否する!
佐藤 優 座して待っているだけでは平和はこない
サーロー節子 次の時代を創るのは市民社会の人びとの意思と行動
瀬戸麻由 小さな声とG7サミット
高東征二 「黒い雨」運動にかかわって
高橋悠太 核なき世界を日本から! 市民社会はとまらない
田中美穂 『社会を変える言葉を持つ』
辻 隆広 『はだしのゲン』削除・「ひろしま平和ノート」問題にG7の本質が
寺本 透 今って平和なん? 子どもたちと考えたG7
難波健治 岸田首相・松井市長は広島をどうしようとしているのか
平岡 敬 「広島ビジョン」に異議あり
藤川晴美 「このままでいいの⁉」を行動に‼ 再び戦争する国にさせないために
藤中 茂 子どもたちに安心と未来への希望を創り出すために
舟橋喜惠 大騒ぎのG7広島サミット! 核廃絶はどうなる
箕牧智之 世界の政治家に進めてほしい「核なき世界」
宮崎園子 「平和サミット」で奇しくも感じた「戦争の空気」
村上厚子 66回目の平和行進で核廃絶訴えて、元気に行進
望月みはる 被爆者の生活史は、核兵器の廃絶を訴える
森 眞理子 被爆地ヒロシマから大軍拡NO! 子どもたちに平和な未来を!
森 芳郎 「安保3文書」強行で、増強に拍車がかかる呉基地の現状
矢野美耶古 被爆者は黙らない
山田寿美子 核兵器廃絶実現!となるまで生き続けてこそ
渡部朋子 G7広島サミットは終わらない
本書に寄せて 川崎 哲