今週は総選挙が公示され、27日の投開票に向けて短期間の取り組みが始まった。夕方には梅田のヨドバシカメラ前で演説会が開かれたので参加していく。27日という日程は自民党内では9月中にすでに決まっていて、全国に選挙準備の指示が出ていたそうだ。
仕掛けられたからには受けていくしかないのだが、この選挙に対する個人的モチベーションとしては、裏金問題を象徴とする「政治とカネ」への国民的関心が高まった中での選挙ということからも、そこにどういう有権者の判断がされるのかということ。これに注目したい。しかし根源的には裏金議員が落選すればそれで終わりという話ではなく、企業・団体献金の禁止とパーティ券の禁止を求めるまで有権者の意識が高まっていくのか、それが大事なのだと思う。なぜなら上脇さんが言われるように、自民党は裏金がなければやっていけない政党になっているのだから、そこを断つこと。それが何よりも必要だということがこの1年間で明らかになったことだと思う。
さて仕事の方では、新日本図書の常備セットの出荷作業、玉造での棚卸、出版案内の更新作業、集会販売の依頼などで、来週から再来週にかけては出張販売の予定も入ってくる。
また新刊づくりについては、上脇本の再校修正~三校出来、アイヌ本の帯原稿入り、シンママ本の表紙イラストの完成などが進んでいった。
7月に出版した『医師不足の解決めざす住民運動』(鈴木土身)の書評が「住民と自治」11月号に掲載された。評者は横山壽一先生。ありがとうございます。