今日行われる「大嘗宮の儀」は、まさに天皇が神の持つ霊力を身に付けることを意味する「神人共寝の儀式」がメインの儀式。
戦時中の国民学校の国定教科書(『初等科修身巻四』の「一四大嘗祭の御儀」)は、「大嘗祭」が天照大神の授けた「斎庭の稲穂の神勅」にもとづくものであることを述べたあと、「これこそ、実に大神と天皇とが一体におなりあそばす御神事であって、わが大日本が神の国であることを明らかにするものである」と天皇が天照大神と一体となる、神となることをはっきりと指摘している。
天皇家が自分の家の行事として私的に行うのならまだしも、安部政権はこの儀式に「公的性格がある」として、税金27億1900万円を支出した。
要するにこれは、日本が「神の国」であることを安倍政権(政府)として認めていることになるわけだな!