いよいよハンブルク日本映画祭も最終日、今日で今回権利を買った映画で視聴可能なものを全て見終わりました。
実は、期間中日本映画をたくさん見て、思ったことが、あまりにも殺人や暴力や銃や刃物などのシーンが多すぎること。
本当にうんざりでした。
多分、平凡な日常や平凡なラブストーリーを映画に今さらしたっていいものができないと考えるのか、かなりの映画にそのようなシーンが出てきて、本当に嫌な気持ちになりました。
もちろん、これは一部の視聴者の意見であり、このような映画を高く評価する動きもあるのかもしれませんが…
お茶の間で見るテレビドラマや演劇ではこのようなシーンはあまり作れないので、映画でそのようなシーンが多くなってしまうのかもしれません。
犯罪を描くことが社会あるいは社会問題を描いていると考えるのかもしれませんが、それしか描き方はないのか?という感じでした。
最後に観た3本の映画です。
『馬鹿の骨』(
Cavity) 風俗嬢を車で送迎する運転手とある風俗嬢の恋物語で、途中までは楽しめたのですが、途中からの暴力シーン、流血シーンで幻滅。
『異し日にて』(
On a Strange Day) この映画も最初、男女5人物語のようで、おもしろそうだと思ったけど、やはり途中から暴力、流血。もうやめましょう。
『パラダイスネクスト』(
Paradise Next) 有名俳優も出演しているこの映画、台湾を舞台としていて、おもしろそうだと思ったけど、やはり暴力シーンなどが多く見られて、がっかりでした。
前回の鑑賞記です。
第21回ハンブルク日本映画祭鑑賞記No.3 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
今回の日本映画祭、選定作品の一つに字幕作成という形で関わらせてもらって、本当にいい経験でした。