山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

岡山で電車に乗る

2010-11-20 23:50:56 | 日記
今日(11月20日)は、僕が岡山で会議があるため、妻と息子も岡山まで同行。

僕の会議中は、妻と息子は公園とショッピングセンターで遊んでいました。

ショッピングセンターの子ども広場で遊ぶ息子。


このようなところで遊ぶ時、息子が一番大きい子になることも多くなってきました。

今日は、柔らかい積み木で車のガレージを作っていましたが、自分より小さい子が入れ替わり立ち代りやってきて、ガレージの部品を取っていったり、倒したり、車に乗りたがったり、息子はそんな状況でも自分より小さい子に怒ることなく、遊ぶことができていました。

その後は、ゲームセンターの電車を見て、入りたいと言ったので、入ることにしました。
1回だけ電車の運転ゲームをしました。




無事、脱線もせず、指差し確認も怠らず運転ができました。

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夏の思い出

2010-11-19 22:36:57 | 旅行
季節は既にもうすぐ冬

今朝、通勤中に、一中前の温度計(*新見市在住の人の間ではよく話題になる国道180号の新見第一中学校付近に設置された温度計のこと)は3度を示していました。ということは、早朝は0℃以下になったのかもなんて思いました。

いまさら、季節外れの話題ですが、夏の思い出について、まだ書いていなかったので書きます。

この夏は、8月にアメリカ出張が2度もあり休みがなかなか取れなかったので、9月になって夏休みを取り、東京に2泊3日で家族旅行に行きました。

一日目は、朝一番の岡山発東京行きの飛行機で東京入りし、まずは東京タワーに行きました。


それから、その日は三鷹の森ジブリ美術館へ。


僕は、あまりジブリ作品をちゃんと見ていないので感激はそれほどでもなかったのですが、妻と息子は大喜び。
何度も何度も同じところを回ってみていました。
僕には、アニメの技術を展示している部分がとても勉強になりました。

僕にとって、より興味深かったのは、三鷹の森ジブリ美術館の隣の公園で開催されていた三鷹国際交流フェスティバル。

国際基督教大学も近くにあり、留学生や外国人住民も多い土地柄ならではの、国際色あふれるイベントでした。


新見市国際交流協会でもこのようなイベントが開催できればいいのですが…。

その日は、東京ディズニーランドそばのオフィシャルホテルの一つに宿泊。

2日目は、東京ディズニーランドに。
ところが、天候はあいにくの雨。
雨天で少しすいていたのは不幸中の幸いでしたが、傘を差しながらの移動は少し手間がかかりました。



息子は、トム・ソーヤ島での冒険遊びが一番楽しかったようです。

悪天候のため、楽しみにしていたエレクトリカルパレードも規模縮小でキャラクターのパレード。

そのあとは、花火も打ち上げられました。


翌日は、東京散策。
まずは、昼食でドジョウ料理を食べに行きました。

「どぜう」と書かれたのれんをくぐり、江戸っ子風にドジョウ料理に舌鼓。



なかなかおいしかったです。
ちなみに、今、新見市でもドジョウの生産に力を入れようとしていますが、うまく軌道に乗るといいのですが…。

午後からは、妻は合羽橋にキッチン道具を買いに行きたい、息子は山手線に乗りたいということで、別行動。
僕は息子に付き合って山手線一周の旅に。
NHK教育のテレビ番組に「クインテット」というものがありますが、そこでも紹介されている山手線の歌♪(*♪汽笛一斉新橋を♪のメロディで)「とうきょう かんだ あきはばら おかちまち うえの たばた…」を文字通り実践しました。

その後、待ち合わせをして、一緒に羽田に向かい、最終便の飛行機で岡山に。
2泊3日の楽しい家族旅行でした。




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第111回新見英語サロン開催(ケニアスタディツアー報告)

2010-11-19 14:30:40 | 日記
11月16日(火)、この夏、ケニア・スタディツアーに参加した地域福祉学科の立石君と看護学部の山下君により、ツアー参加の報告がありました。


二人からは、個人的にも旅の様子の話を聞き、山下君からは先日の授業でも報告をしてもらっていましたが、英語サロンでの報告は初めて。

参加者の皆さんが熱心に聴いてくださって、発表する学生達にとってもとても勉強になっています。



二人がケニアで買ってきてくれたお茶を持ってきてくれ、さらに、受講者の木曽田さんからも先日の旅行で買ってきていただいたお菓子の差し入れをもらいました。



二人がアフリカで経験したことはとてもたくさんあって、とても1回1時間半の時間では話しきれないようでした。
また続編を希望する声も受講者から出ましたので、検討したいと思います。

As for Niimi English Salon #111, we had the two male students who attended Kenya Study Tour this summer.
Mr. Tateishi and Mr. Yamashita reported their visit to Kenya showing their photos.
They experienced homestay with Masai host families.
They shared Kenyan tea with us, and Ms. Kisoda kindly brought some cake. We enjoyed "belated afternoon tea".
They seem to have more things to talk about, so we would like them to come back for another presentation or two in the future.

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幼稚園の参観日

2010-11-19 04:31:18 | 日記
11月18日(木)、息子が通っている幼稚園の参観日でした。

父親参観日ではなかったのですが、せっかく自分の授業がない日だったので僕も妻と見に行くことにしました。

教室で、歌を歌ったり、工作をしたり、作ったもので遊んだり、本を読んだりし、遊戯室で劇団の絵本読み聞かせを聞いたりしました。

幼稚園への送迎は僕も父親としてしていますが、入り口でさようならなので、息子の幼稚園生活を見るのは初めて。

息子も教室に貼ってある落ち葉で作った自分の作品(僕の教えている幼児教育学科の学生達が作って教室や廊下に展示しているようなもの)を見せてくれたり、ここで○○するんだよと説明してくれたり。

ちゃんと集団生活をしている姿を見て、幼稚園の諸先生の指導に感謝しました。

自分の仕事もありますので、毎回の参観日には参加できませんが、これからも行ける時には(自分が行けるという意味と、息子が父親が来ることに抵抗しないという意味)、行きたいと思います。

11月17日(水)、18日(木)には新見公立短期大学の看護学科3年生の看護研究発表会がありました。
近年は、学生の保護者にも公開していますので、平日にも関わらず、今年も何人かの保護者がお子さんの発表を見に来てくださいました。
そこではきっと我が子が立派に研究発表を行なっている姿を見て感慨ひとしおだったことと思います。

親として、自分の子どもが学校教育を受けて成長していく様子を、これからも大切に見続けてゆきたいと思います。
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新見もみじの写真コンテスト

2010-11-18 01:44:30 | 日記
新見公立大学・短期大学の難波正義学長が代表を務める新見もみじの会では、毎年もみじの写真コンテストを開催しています。

毎年の入賞作品は、市内のもみじを撮影したとても美しい写真が選ばれています。

先日、哲多地域にある岡山健康の森学園支援学校の評議員会議に出席の際、道中、とてもきれいなもみじを見つけました。

僕の写真技術ではとてももみじの写真コンテストの入賞は狙えませんので、自分のブログで勝手に「新見もみじの写真コンテスト」を開催することとします。

作品番号1(哲多地内にて撮影)


作品番号2(哲多地内にて撮影)


作品番号3(哲多地内にて撮影)


作品番号4(哲多地内にて撮影)


作品番号5(哲多地内にて撮影)


作品番号6(本学入り口の坂付近)
現在工事中の本学の坂道付近のもみじです。現在とてもきれいに紅葉しています。坂道の壁面工事で根がやられないかと心配しましたが、この秋もとてもきれいな姿を見せてくれているので安心しました。逆光だったのであまりいい写真が撮れませんでした。


作品番号7(市内中金子地内、妻の実家)
先日撮影した妻の実家の庭にあるもみじです。見ごろを過ぎてしまっていて残念でした。


作品番号8(市内中金子地内、妻の実家)
これも同じく妻の実家の庭のもみじ。この木も見ごろを過ぎてしまっていました。


作品番号9(市内中金子地内、妻の実家)
ついでに、もみじのような(?)息子の手ともみじの葉を一緒に撮ってみました。


作品番号10(市内金子地内)
これは見事なもみじの木でした。

勝手に実施しているコンテストですので投票は受け付けておりませんが、万一よい作品があれば教えてくだされば幸いです。
新見地域のもみじを楽しめるのも今年もあとわずかでしょう。
皆さん、せっかくの色合いを是非お楽しみください。


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平成22年度岡山県健康の森学園支援学校第2回学校評議員会議出席

2010-11-18 01:16:21 | 日記
僕は、平成18年度から岡山県健康の森学園支援学校[平成21年度までは養護学校]の評議員を務めており、今年度で5年目となります。

養護・支援教育や福祉の専門家ではないのですが、縁あって評議員になり、現在に至っております。

1年に3回の評議員会は毎回欠かさず出席しているというのが唯一の自慢ですが、同校の授業参観などを毎回させていただき、教育の原点を見るような気がしております。

今年度第2回の評議員会議が11月16日(火)に開催されました。

今回のテーマは、高等部の取り組みについてと寄宿舎の取り組みについてでした。

学校参観として高等部の校内実習の見学をさせてもらいました。
生徒達は、一生懸命、委託作業と清掃作業を行なっていました。

今年度第3回の評議員会議は2月に予定されています。
今後とも、微力ながら何らかの役に立てるよう務めていきたいと思います。

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お土産ありがとう

2010-11-15 21:59:49 | 旅行
今日は、週末に奈良に行ってきた学生達からお土産をいただきました。

鹿クッキーでした。

奈良と言えば、鹿。

↑残念、これは、夏休みのアメリカ研修でニューパルツのモホンク山で見たシカでした。

クッキーは今日のおやつに食べさせてもらいました。
くれた学生さん達、ごちそう様でした。

今年、奈良は遷都1300周年記念の年、いろいろな行事が行なわれていると聞きます。
僕は、高校の修学旅行以来、奈良には行っていません。
先日、新見を訪問してくれた姉妹都市ニューパルツの国際交流会長デイブさんも今回奈良にも行き、吉城園(よしきえん)と依水園(いすいえん)がよかったと言っていました。

久しぶりに奈良に行ってみたくなりました。

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看護研究発表会

2010-11-15 21:56:28 | 日記

新見公立短期大学第29期生(現在の3年生)の看護研究発表会が11月17日(水)、18日(木)の2日間にわたって新見公立短期大学で開催されます。

時間及び会場は、17日が9:00~11:45 合同講義室
           13:00~16:00 体育館
        18日は9:30~12:10 合同講義室
となっております。

看護学科卒業生の皆さん、看護職の皆さんは、ぜひご参加いただき、看護の後輩達にアドバイス等いただければ幸いです

僕は、これまで教養科、そして地域福祉学科所属の頃も、できるだけ看護研究発表会には参加してきましたが、今回は、自分がこの4月に看護学部看護学科に移籍になり初めての看護研究発表会となります。

学生諸君の研究成果を見せてもらうのを楽しみにしています。

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第111回新見英語サロンのお知らせ

2010-11-15 10:13:34 | 日記

11月16日(火) 18:30~20:00 第111回新見英語サロンを開催します。

今回は、新見公立短期大学地域福祉学科2年生立石君と新見公立大学看護学部1年生山下君によるケニア・スタディツアー参加報告です。

この夏、両君は、早稲田大学等の学生達とケニア・スタディーツアーに参加してきました。

先日、山下君には授業でもその報告をしてもらい、それは僕の公式ブログ「山内 圭研究室だより」でも報じましたが(↓)、今度は英語サロンでも報告をしてもらいます。
ケニア・スタディツアーの報告

ぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

なお、今回は都合により、いつもと会場が異なります。
いつもの新見市学術交流センターではなく、新見公立大学・短期大学の学生会館2階の多目的ホールとなります。お間違えのないようお願いいたします。

外部の方で場所がわからない場合は、学内の教職員または学生にお気軽にお尋ねください。
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第110回新見英語サロン開催

2010-11-14 22:14:14 | 日記
11月9日(火)、第110回新見英語サロンを開催しました。

この日のゲストスピーカーは、カナダ出身の新見市中学校ALTのAndrew Scalesさん。


Andrewさんは、故郷トロントのこと、日本、そして新見に来てからのことなどいろいろとお話をしてくれました。

私はカナダは2度訪問したことがありますが、どちらもブリティッシュコロンビア州。

他の地域はまだ行ったことがないので、今度トロントなど他の地域にも是非行きたいと思います。

「新見英語サロン今後の予定」のページにも出していますが、12月21日開催予定の第115回新見英語サロンでは、新見市在住の杉尚美さんが、カナダのマニトバ州ウィニペグでの滞在も含めた経験についてお話してくれることになっています。

是非お楽しみに。

We had Andrew Scales as the guest speaker for the 110th Niimi English session on November 9th, 2020.

He is a new ALT from Toronto area, Canada.

He told us about his hometown, his experiences back home and in Japan.

I have never been to Toronto myself.

I would like to visit the area one day in the future.

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第94回新語・語法研究分科会で研究発表を行なう

2010-11-13 23:24:48 | 日記
11月13日(土)、東京都中央区立ハイテクセンターで行なわれた日本時事英語学会第94回新語・語法研究分科会で、研究発表を行ないました。

研究発表のタイトルは、「英語の新聞・雑誌のヘッドラインおよびキャプションに見られる文学作品名について―John Steinbeckの作品名を中心に―」。

これまで、英字新聞や雑誌を読む中で集めてきたジョン・スタインベックの作品名を使ったヘッドラインとキャプションを紹介したのです。

今日の会は午前中開催だったため、昨日の夜、新見を「サンライズ出雲」で出発し、今日の朝、東京入り。

今、風邪を引いていて、眠くなる薬を服用しているため、寝台車中でもよく寝ることができました。

会場の最寄り駅に早めに着いたので、近くの公園のベンチに座り、読書タイム。
これが、その公園のベンチから撮った写真です。


時間となり、会場のハイテクセンターに向かいました。


今日の、発表は、まず僕が新聞・雑誌の見出しに興味を持った経緯を話しました。

僕が若い頃、電車に乗っているときに、他の乗客がスポーツ新聞を読んでいました。
そこには、「古池ヤ」と書かれた見出しがありました。
これは、プロ野球の記事でしたが、古田選手と池山選手が活躍して、ヤクルトが勝利したという記事でしたが、それを芭蕉の句「古池や~」にかけて表現する、何と見事な言葉遊びだと衝撃を受けました。
そして、英語の見出しはどうなっているのか興味を持ったのがきっかけです。

その後、自分で集めたキャプションとヘッドラインを分析し、「キャプション及びヘッドラインに見られる言葉遊び」というタイトルで、日本時事英語学会第34回年次大会で発表し、それを「新聞記事のキャプション及びヘッドラインの言葉遊び」というタイトルで、当時、出身の横浜国立大学の教育学研究科の英語専攻の大学院生で発行していた同人誌Touchstone(No.4, 1993) に発表しました。(1-24)

その中で、私は、ヘッドラインおよびキャプションを次の9つのカテゴリーに分類しました。
1) 語呂合わせ
2) 定型句
3) 諺
4) 聖書
5) 縁語
6) 韻
7) タイトル
8) 写真との関係
9) その他

今回の研究発表では、7)のタイトルに分類されるものを扱ったということになります。タイトルと言っても、その中には、文学作品のタイトル、映画作品のタイトル、歌のタイトルなどがあります。そのうちの、文学作品のタイトルを利用したヘッドライン・キャプションのうち、私の専門とするJohn Steinbeckの作品名を利用したものを紹介しました。

収集例を紹介する前に、ヘッドラインおよびキャプションに言葉遊びが見られるのはなぜかについて指摘をしておきました。

まずは、読者の目を引き付けるという機能があります。
忙しい新聞読者にいかに本文まで読ませるか、そのためにヘッドラインが果たす役割は重要です。

次には、インテリ読者の知的な心を満足させるという機能もあります。
見出しの言葉遊びに気付き、ニヤリとして知的満足感を得る、このような快感を新聞は読者に与えることができるのです。

そして、これは、新聞作成者側の知的レベルを示すという機能をも果たしていると考えられます。新聞のデスク担当や記者が、自分たちの知識をひけらかす、言葉を変えると衒学の機会にもなっているのです。

ということは、新聞を読むという行為が、そのヘッドラインやキャプションをめぐって、新聞製作者側と読者が、一種の知的ゲームを楽しんでいるということとなる、そんな気分にさえなります。

上記のことから、僕は、毎日読む英字新聞のヘッドラインやキャプションを楽しみに読んでいます。「ヘッドライン・ハンター」と言うべき存在なのです。
ちなみに、この「ヘッドライン・ハンター」、英語ではheadline hunterと書き、立派な英語として存在する言葉です。

今日の、研究発表で紹介したヘッドライン・キャプションのリストを下に挙げておきます。
Of Mice and Men(1937) 10例
“Of mice and men” The Age・Saturday, March 27, 2004 A2 4
“OF MICE AND MEN” Newsweek, May 18, 1998 pp.50B-50C
“Of Vice And Men:” from Newsday (The Daily Yomiuri, October 4, 1992)
“Of Dogs and Men” Time, June 16, 2003 p.60
“Of mice and yen: Remember the name ‘Tososhin’” The Daily Yomiuri, October 29, 1998
“Of mice, mollusks and men” The Daily Yomiuri, October 22, 1998
“Of Mice and Menopause” Time, March 29, 2004 p.49
“Of magic and Men” Time, September 6, 2004
“Of Mice and Morons” from Sports Illustrated, June 5, 2006, (The Daily Yomiuri, June 12, 2006)
“Of moths and men” The Independent, September 7, 2003, (The Daily Yomiuri)

The Grapes of Wrath(1939) 5例
“Grapes of wrath in wine country” The Age (Saturday), August 25, 2007 News 9
“Grapes of wrath” (caption) The Daily Yomiuri, September 21, 1994
“Grapes of wealth” (caption) The Daily Yomiuri, December 7, 1996
“Fruit Of Wrath” (caption) The Daily Yomiuri, March 5, 1993
“Grapes of wrath” from The Sydney Morning Herald, January 7, 2000 (The Daily Yomiuri, January 10, 2000)

Bombs Away(1942) 7例
“Bombs away” The Daily Yomiuri, June 23, 2005 p.22
“Bombs away: Yanks blast Rangers” The Daily Yomiuri (Newsday), August 7, 2003
“BOMBS AWAY” (caption) The Daily Yomiuri, November 3, 2001 p.24
“BOMBS AWAY” The Age・Saturday, August 25, 2007, p.1
“ESSENDON BOMBERS AWAY” The Age, August 27, 2007, p.20
“Bombs away” (caption) The Daily Yomiuri, February 3, 2000
“BOMBS AWAY” (caption) Newsweek, August 20, 1998 p.18

Burning Bright(1950) 3例
“Tigers fans burning bright” The Daily Yomiuri, September 17, 2003, p.3
“The Tigers, Burning Bright in Detroit” The Washington Post, October 25, 2006 (The Daily Yomiuri)
“Still burning bright” The Sunday Age, September 3, 2006 Extra 18

East of Eden(1952) 1例
“West of Eden” Herald Sun, August 6, 1999 p.10

The Winter of Our Discontent(1961) 5例
“WINTER OF DISCONTENT” GOALS, April 1, 1996 p.6
“Winter of discontent” The Daily Yomiuri, November 1, 2002 p.20
“A Summer of Discontent” Newsweek, July 12, 1999 p.37
“SUMMER OF DISCONTENT” The Independent (The Daily Yomiuri), August 7, 1992
“now is the Winter of Our Content” Seasons, winter 1997 p.3

です。
それらを紹介した後、作家が作品のタイトルを決めるプロセスと、新聞社が記事のヘッドラインを決めるプロセスが類似している可能性を指摘しました。
スタインベックも過去の作家の作品を拝借して、自分の作品の名前をつけています。
例えば、スタインベックの作品Of Mice and Menは、Robert Burnsの“To a Mouse”という詩から、The Grapes of Wrathは、Julia Ward Howeが作詞した歌“The Battle Hymn of the Republic”の一節から、Burning Brightは、William Blakeの詩“The Tyger”の一節から、East of Edenは聖書の創世記(Genesis 4. 16)から、The Winter of Our DiscontentはWilliam Shakespear のRichard III(Act 1 Scene 1 1-4)からとられているのです。

Steinbeckが自分より先に存在する作家の作品のイメージを拝借し、それを自分の作品の表題とする、新聞社が、自分たちの記事よりも先に存在する作品のイメージを拝借し、自分たちのストーリー(記事)に見出しをつける、これはおそらくかなり類似するプロセスではないかと思うのです。

そのようなことを述べ、最後には、Sunil Saxenaの著書Headline Writing(New Delhi: Sage Publications, 2006)に出てくる、“A good headline is one that in less than a dozen words summarizes what a reporter has said in 100, 250 or even 500 words.”(「よい見出しは、記者が100語、250語、いや500語かけて述べていることを、数語以内で要約するものである)、という言葉を紹介して、発表を終えました。




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日本時事英語学会第94回新語・語法研究会での研究発表

2010-11-11 15:21:07 | 日記
11月13日に開催される第94回新語・語法研究分科会で、「英語の新聞・雑誌のヘッドラインおよびキャプションに見られる文学作品名について―John Steinbeckの作品名を中心に―」と題した研究発表をすることになっています。
日本時事英語学会研究分科会のお知らせ

新語・語法研究分科会とは日本時事英語学会内の研究分科会で、新聞・雑誌等を中心に新しく発生する言葉やその使用法などについて研究している会です。

新聞・雑誌のヘッドラインおよびキャプションにはさまざまな言葉遊びが見られます。
文学作品名を使った見出しも頻繁に見られます。
この発表ではJohn Steinbeckの作品名を使ったヘッドライン及びキャプションを中心に解説・紹介する予定です。
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風邪引きさん

2010-11-11 06:24:19 | 日記
皆さんお元気ですか?

僕は、今、「風邪引きさん」です

まずは、息子が風邪を引き、その後が妻で、そして僕。

我が家の通常通りの感染経路です。

皆さんも気を付けてください。

ところで、「風邪引きさん」と「さん」付けで呼ぶのがおもしろいですね。

他にも「さん」付けする言い方には、「ねぼすけさん」、「はやおきさん」、「あまえんぼうさん」、「あわてんぼうさん」、「くいしんぼうさん」、「がんばりやさん」、「うぬぼれやさん」、「めんどくさがりやさん」、「はずかしがりやさん」、「くすぐったがりやさん」、「おばかさん」、「おませさん」などが思いつきます。

このあたりの、言語学的考察は今の風邪を引いている頭の状態では無理なので、治ったらにします。



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第109回新見英語サロン(新見公立大学・短期大学第6回アメリカ研修旅行報告会)開催

2010-11-08 22:43:19 | 日記
報告が遅くなりましたが、11月2日(火)、第109回新見英語サロンを開催しました。

今回は、8月下旬にアメリカ研修旅行に参加した学生たちのうちから、6名が研修の報告をしてくれました。


6人は、作成したパワーポイントを使い、自分たちの研修中の写真を見せながら、報告をしてくれました。

聴衆があまり多くなくて残念でしたが、地域の方が質問も含めて熱心に聴いてくださり、発表を行なった学生たちにとっても貴重な発表練習の機会にもなったと思います。


今回も参加した学生たちはそれぞれいろんなことを考えいろんなことを学んできたということを実感しました。

目先の実用のみ考えてはいけませんが、参加した学生たちは、このアメリカ訪問で得たことに関連させ卒業研究のテーマ選びをすることも可能ですし、就職や進学の面接の際、または小論文の際に、このアメリカ研修で学んだことをうまく語ったり書いたりすることができれば、面接官や採点者にかなり印象に残る面接の受け答えや小論文になるかと思います。


また、これからの学生生活や人生でこの学びを是非活かしてもらいたいと思いますし、この学びを周りの友人知人や家族などにも還元してもらいたいと思います。


今後も、本学の海外研修は継続してゆくつもりです。
在学生の皆さん、在学中に(卒業後も参加可能ではありますが)是非参加してください。
また、これをお読みの本学への進学をお考えくださっている受験生の皆さんがいらっしゃいましたら、本学にはこのような海外研修旅行があります。是非、本学に入学して、このような海外研修に参加してくださいね。



英語サロンの報告から、受験生へのメッセージになってしまいましたが、以上で第109回新見英語サロンの日本語による報告を終わります。

On November 2, six students who attended Niimi College's 6th Study Tour to USA had a presentation on their visit to New York.

They showed their pictures through their powerpoint and answered the questions from the audience.

I am sure the students learned a lot of things through this study tour, and even through this presentation session.

I hope they can make the most of this experience abroad in the future.

We would like to thank all the people who took very good care of us when we visited New York.


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第110回新見英語サロンのお知らせ

2010-11-08 22:39:26 | 日記


11月9日(火) 18:30~20:00、新見市学術交流センターで 第110回新見英語サロンを開催します。

今回のゲストスピーカーは、 カナダのトロント出身で新見市中学校ALTのAndrew Scalesさんです。

アンドリューさんは、ふるさとトロントのことや来日以来日本で経験したことなどをパワーポイントを使ってプレゼンテーションしてくれることになっています。

多数の皆さんの参加をお待ちしています

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